素朴な疑問を口にするリルに、ローガンはちっちっと指を振って答えた。
例えば犬猫が五歳と言ったらそりゃもう立派な大人だろ。その逆で、成長速度が極めて遅いだけで、成長しないわけじゃねえ。一万年経っても、立派なロリつまりミレニアムロリだ
何がつまりなのかはわからなかったが、それはチルにとっては聞き逃がせない情報だった。
まことか?わらわ、せいちょうできるのか?
おうよ。まああと十万年くらいしたら、俺のストライクゾーンから離れるんじゃねえか
恐らくは、本当だろうな
ローガンの言葉を、Olは保証した。事この手の話に限っては、ローガンの言うことは恐ろしく正確だ。そう言えばこいつ、全知全能の神すら気づかなかったチルの存在を感知してなかったか?と思い出す。
お待ち下さい!妾は!?妾は十万年後どうなるのです!?
知るか、ババアの成長になんか興味ねえよ!
妾の方が妹なのに!?
チルとは打って変わって雑極まりない対応に、サクヤは愕然とする。
連れて行け
パチン、とOlが指を鳴らすと、ローガンの四本の腕をエレンの四人の部下がそれぞれ担ぎ上げて引きずっていく。
あっ畜生Ol何しやがる!もっとロリと話させろ!アイルビーバーック!あっでも俺の下の右腕担いでる子は結構発育悪くていい感うおぉっ!矢を刺すな、矢を!あれっこれなんかヤバい毒が入って──
やかましい悪魔が物理的に沈黙して静かになったところで、Olは気を取り直してソフィアに向き直る。
ゴホン。これにリル、ユニス、スピナそしてお前の母、マリーの四人を加えて、皆、俺の妻お前の、仲間だ
思ってたより大分多いという言葉を飲み込んで、ソフィアは頷く。
あの時お前を抱いてやれなかった理由は単純だ。お前に魅力がないわけでも、俺の覚悟が出来ていなかったわけでもない。ただ俺の精力が足りなかっただけだ
精力が、足りない?
Olの発言に、妻たちがざわめいた。七日七晩不眠不休で女を犯し続け、百人を超える相手を一度に満足させてもなお衰えぬOlの精力に、足りないなどと言うことがあるとは思えなかったからだ。
ソフィア。お前は地に隠れる太陽の神であり、同時にダンジョンの神でもある。つまりその権能は常に内側に作用する
己のダンジョンの中であれば自在に操ることが出来るが、それも言ってしまえば内側の定義を拡張しているに過ぎない。
故にお前の体内は神気で満ちあらゆる術を無効化する
理屈としてはピラミッドの中で術を使えないのに近いのだろう。違いは、既に発動している術や呪いをも一時的に解除してしまうということだ。
つまり。お前に挿入しようとする時、俺の一物は九十三歳のそれになる
ソフィアは息を呑んだ。今のOlの姿は、魔術によって若返ったものだ。魔力での回復なしでもOlの精力は絶倫と呼んで良いものだが、それとて若い肉体があってのこと。本来の肉体は、今すぐ死んでもおかしくないほどの高齢なのだ。
じゃあじゃあ、わたしは、やっぱり
対策はあると言っただろう
目を潤ませるソフィアに、Olはきっぱりと言い放つ。
でも、どうやって?
仮にもソフィアは全能の神なのだ。意識せず働いている権能を打ち消すことなど出来ないのではないか。
そう心配するソフィアに、Olは言った。
百手前の爺であっても女を抱けるほどに、興奮すれば良い
第21話全知全能の神を斃しましょう-10
そ、そんな事して死なない!?
若返りが解けると言っても局部だけの話だ。心肺機能や脳に衰えがなければ問題ない
Olはそう言ってソフィアを全能の神を、押し倒した。
んっむ、ふちゅるるん、ふ、ぅんちゅぅんむふはぁ
そのまま唇を奪われ、たっぷりと舌で舐られ絡め取られて、Olの唇が離れる頃にはもはや抵抗の気力もなく、ソフィアはとろとろに蕩けた表情で満足気に息をつく。
なんかもうこれだけでも、満足かも
何を言う。これで終わりなわけがあるか
ぐったりとするソフィアにそう言い放つと、Olは彼女の服を脱がしにかかる。それと同時に、周囲を取り囲んだ他の妻たちも衣服を脱ぎ始めた。
わ、凄い
白磁のような白から黄色みを帯びたベージュ、褐色から黒まで、様々な色の肌がOlの周りをぐるりと取り囲む。共通するのは、どれも美しい裸身だということだ。
失礼します。Olさまのおちんぽ様に、ご挨拶させて頂きますぅ
艶めかしい妻達の姿にムクムクと頭をもたげたOlのペニスに、真っ先に近づいてきたのは白アールヴの僧侶、Shalであった。
では、私もご一緒させていただこう
こういうのも久しぶりね
そこに元冒険者仲間であった女剣士のナジャ、魔術師のウィキアが加わって、三人は顔を寄せ合い膨れ上がった亀頭にちゅ、ちゅと音を立てて口づける。
お背中、お流ししますね
そういってざばりと背に湯がかけられたと思えば、ミオがその純朴な顔つきに似合わぬ豊かな乳房を泡立てて、Olの背中に優しくこすりつけてくる。
我々も協力しよう
今回の活躍のご褒美はまた今度、ですね
それに倣ってエレンとセレスも胸をスポンジ代わりに泡立てて、三対六つの柔らかな肉がOlの広い背中を隅々まで洗っていく。
ではあたし達は前側を失礼しましょうか
はーい、っと。こういう時身体小さいのは便利だよね
ノームとFaroが、跪いて口淫奉仕するShalたちの隙間を縫うようにしてその小さな体を割り込ませ、Olの胸元へと舌を這わせる。
旦那様。お手を拝借いたしますね
サクヤがたおやかにOlの右手を取ると、それを豊満な己の胸の谷間に埋めていく。
姫様。私も手伝う
うううこ、このような孕めもせぬ破廉恥な真似は恥ずかしいのだが
そして挟みきれなかった前腕を、前後からホスセリとミシャが乳房で挟み込んだ。
これは負けておれん!いくぞイェルダーヴ。余とおっぱい合わせだ
お、おっぱえと、胸を、こうすればよろしいのでしょうか
その様子を見てラーメスは己の果実を突き出すように胸を張ると、イェルダーヴと押し付けあってOlの左腕を挟む。
そしていっそ優しい声で、ラーメスは氷の女王に語りかけた。
お前にはこの戦いはついてこれまい。そこで指を咥えてみておけ
やかましいわ!
ザナは叫んで、しかしその勢いとは裏腹にOlの手のひらを優しく両手で掴む。
別に胸なんてなくったってねOlを喜ばせる方法なんか幾らでもあるのよ
そしてその指を口に含み、一本一本丁寧に舐め清め始めた。
その通りです、異国の貴き方
ザナの言葉に答えたのは、元フィグリア王妃、オリヴィアである。リルやサクヤ、ラーメスにすら勝る巨乳の持ち主がそれを言うのはともすれば嫌味に聞こえただろうが、ザナはそう受け取らなかった。
オリヴィアが、二人の娘、パトリシアとプリシラと共にOlの左足に舌を這わせて献身的に奉仕し始めたからである。
たつきもおうるの足食べる!
ほ、本当に食べちゃ駄目ですよ?タツキさん
ではこちらは、このような趣向ではどうじゃろうか
タツキが嬉しそうにOlの右足の指を咥え込み、ユツとテナが脛の辺りに乗るようにして、そのすべすべした尻を押し付ける。狸とキツネのふさふさとした尻尾が撫でるように揺れて、Olの性感を刺激した。
じゃ、わたし達はOlの目を楽しませてあげるとしましょうか
リルがその豊かな双丘を両手で持ち上げ、淫靡に舌をちろちろと伸ばしながら自ら揉みしだき、ぐにぐにと柔らかな肉が形を変えるさまを見せつける。
どうぞ私のすべてを、御覧ください、お師匠様
スピナは大きく脚を開いた姿勢で、己の秘所を指先で割り広げ、そのピンク色の粘膜の奥までをもOlの前に晒してみせる。
うう、ちょっとこういうのは、流石に恥ずかしいね
ユニスはいつになく照れた様子で言いながらも、四つん這いになってOlに尻を向け、ふりふりと腰を振って誘惑した。
うふふそれじゃあ、そろそろこの逞しいおちんぽ、頂いちゃいますね
よだれを垂らしそうなほどに発情し、Shalは反り立つ男根を凝視しながら嬉しそうに言うと、それを己の膣内に収める。
あぁっOl様のおちんぽ、気持ちいいですぅっ!Shalのおまんこにずっぽり入って、イっちゃイっちゃいますぅっ!
早いわよ
ぎゅうっと締め付けるShalの膣口でOlのペニスを扱き立てるかのように、ウィキアがShalの身体を引き抜く。
次は私の番ね。んっ
そして愕然とした表情のShalをよそに、Olの腰に跨ると怒張を咥えこんだ。
いや、元々そういう話だっただろう。何を驚いてるんだ
ナジャがそう言って、数度抽送を繰り返したウィキアと代わってOlの剛直を迎え入れる。そうして、Olの身体を取り囲んでいた美女たちは入れ代わり立ち代わりOlと交わっていった。
それは自らが気持ちよくなるための性交ではなく、Olを高ぶらせるための愛撫。手や口、胸を用いてするのと同じような、膣口での奉仕であった。
頑張ってね、ご主人様
リルがそう言いながらきゅっと肉槍を締め上げて口づけ。
お師匠様どうか、ご武運を
スピナが祝福を授けるように接吻し。
Olならきっと大丈夫だよ。ね
ユニスがOlの首に腕を回して、濃厚に舌を絡める。
さ、仕上げだよ、Ol
そうしてリルが示す先には、若返ったままの姿のマリー、それに合わせて本来の姿に戻ったメリザンド、そして不安げな表情のチルの三人が一糸まとわぬ姿で横たわっていた。その実年齢は平均六千を超えるとはいえ、恐ろしく背徳的な光景だ。
いくぞ
うん、きてててさま
他の誰にも聞こえぬような小さな声で、メリザンドが甘えた声を上げる。その小さく狭い膣口に、Olの肉塊が突き入れられた。
メリザンドが、痛みに表情を歪める。魔導王のかけた不犯の呪いはミシャの境界をくぐり抜ける権能で無効化出来るが、その不死の呪いまではそうもいかない。行為を終える度にメリザンドの純潔の印は甦り、何度肌を重ねようと身体は慣れることなく痛みを帯びる。
大丈夫、だ
けれどその心、想いまでは呪いとても縛ることが出来ない。そうして互いの暖かさを知る度にメリザンドの心はOlに惹かれ、その思慕は身体から硬さを減らし、幸福で満たしていく。
今のわたしにはこの痛みさえも愛おしい
その言葉に誇張はなく、メリザンドは目尻に涙を浮かべながらもOlを受け入れていた。
チル。本当に良いのか?
メリザンドから引き抜いて、Olは岩の女神にもう一度、問う。それは二つの意味を持っていた。会ったばかりの男に操を捧げて良いのか。そして、このような形で初めてを迎えてもいいのか、というものである。
わらわでほんとうに、こうふんしてくれるのだな
小さな手が、Olの猛った肉に触れる。それは火傷しそうなほどに熱く、岩のように硬く張り詰め、目の前の女の中に入りたいと声高に主張しているかのようであった。
してほしい。わらわをおんなとしてみているのだと、じっかんさせてほしい。ほかのおんなたちとサクヤとおなじようにだけるのだと、おしえてほしい
つい、と切っ先をあてがうチルのそこは、リルの手によって如才なくこれ以上ないほどに柔らかくほぐされていた。とは言えあまりにも小さなその入口を、Olはぐっと腰に力を込めて押し入っていく。
く、ぅぅ!
苦悶の声とともに、チルはその小さな全身でOlにぎゅっとしがみつく。
もう少しの我慢だ
まるで岩で出来た扉を押し開くかのように、Olは彼女の膣奥までを貫いた。
はぁ、ぁ
チルの目元から、涙が溢れる。それは苦痛ではなく、悦びの涙だった。
いちまんねんいじょうわらわは、だれにもかえりみられることがなかったきらわれ、うとまれ、とおざけられてひとりこどくに、いわのへやにいた
チルはOlの頬に両手で触れると、微笑んで言った。
そんなわらわをおっとは、ほんとうにあいしてくれるのだな
即座に答え落とされる口づけを受け入れながら、チルは幸福に打ち震えた。
正直に言えば、自分は利用されただけだと思っていた。Olはただチルの力が必要だから娶るなどと口にしたのだと。
チルはそれでも良かった。他者から必要とされること、それだけで十分に嬉しかった。けれどもOlがくれたものは、彼女の予想を遥かに超えていたもので
しあわせでおかしくなりそうだ。いまは、これでじゅうぶんまんぞく。つぎのおうせを、たのしみにしてる
チルは心の底から、そう伝えた。
おうるさま
そして、自分をすっぽりと覆うように抱擁する男の顔をじっと見つめ、マリーは潤ませる。