ラディコの小さな身体を抱き寄せ、泡だらけの肌をこすり合わせる。石鹸でぬるぬると滑る柔らかな女の肌は、どんな道具も敵わない最高の洗い布だ。

あははっ、くすぐったいよぉ!

肌が擦れる感触にまだ性感よりもくすぐったさが先に来るらしく、ラディコは明るい笑い声を上げる。

少し我慢しろ

Olはそう言ってラディコの背後に手を伸ばし、柔らかな尻を鷲掴みにしながらぐっと肌を寄せる。ラディコの尻はほとんど膨らみのない胸に比べてむっちりとした肉がついていて、実に良い触り心地だった。

こうしたらいいのお?

Olに抱きついたまま身体を上下させ、ラディコは泡にまみれた身体をぬるぬると擦り付ける。

んんっなんか、おしりさわるの、変な感じい

ヤじゃないけどお

何か感じるものはあれど、まだ快感にまでは繋がらないのだろう。微妙そうな表情のラディコの尻をOlは遠慮なく撫でまわす。そして彼女の反応を見ながら、徐々にその手が撫でる範囲を上へと移動させていった。

なんかはぁOlくぅんヘンな感じだよお

だんだんとラディコの頬が紅潮し、吐息に艶めいたものが混じっていく。その平らな胸の先端がピンと尖り主張を始めたところで、Olは彼女の尾の付け根を撫で上げた。

ふぁんっ!そ、そこは、だめだよお

まだ興奮しきっていないからか拒否を示すラディコだが、その反応は弱々しい。どちらかと言えばそれはしてほしいと言っているに等しい反応だった。

ラディ、舌を出せ

こお?んっ

言われるがままに口を開き舌を伸ばすラディコに口づけ、舌を絡める。更に尾の根元を撫でても嫌がる様子はなく、それどころかOlの身体に回した腕にぎゅっと力が込められた。

あぁっラディだけズルい

すると蕩けた表情でOlの剛直を膣穴で擦りあげる事に没頭していたフォリオが、恨めしそうな声でそんなことを言う。

フォル。来い

んっちゅっんんっ

なんとなく即席で思いついた愛称で呼んでやれば、フォリオは嬉しそうに目を細め唇に吸いついてきた。

フォリオ様こそ、おちんちん入れてもらってるのにずるいぃ

頬を膨らませるラディコとフォリオに交互に口づけてやりながら、Olは二人の柔らかな肢体による洗体を存分に楽しむ。泡でぬるぬると滑る柔肉と、固く張り詰めた先端がコリコリと胸板を刺激するコントラスト。

それを味わいながら戯れに尻から尾の先を撫でる度にラディコが甘い声を上げ、背筋から翼をもてあそべばフォリオがきゅうとOlの剛直を締め付ける。

はぁっ、はぁっOlサマぁっ!こんなの、えっち、スギますぅっ!アタシ、Olサマの身体、綺麗にしなきゃ、いけないのにぃ

そう口にするフォリオだが、自分で動いているためか攻められている時よりは幾分余裕があるようだった。

では、俺の身体を磨いてくれた礼にお前の中も綺麗にしてやろう

えっ?あぁぁぁぁあぁっ!

だがその余裕は、Olが下から突き上げると即座に吹き飛んだ。反射的に羽ばたこうとする彼女の翼を掴み、逃げられないようにして奥まで剛直をえぐりこむ。

あああああっ!Ol、サマぁぁっ!奥っ!奥にぃっ!ください、熱いの、Olサマの。せいえきぃっ!Olサマのシルシ、刻んでぇっ!

そして彼女が望む通り、たっぷりと最奥に白濁の液を注ぎ込んでやった。

あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!

Olの背中に爪を立て、精を一滴も逃すまいとするかのように両脚をぎゅっと巻き付けながら、フォリオは盛大に達する。ピンといっぱいに広げられた両翼が絶頂の余韻にふるふると震え、やがて力尽きたようにばさりと垂れ落ちた。

ぐったりとOlに体重を預けながらも首だけ伸ばして口づけを求めてくるフォリオに応え、ゆっくりと男根を引き抜く。ねっとりとした愛液と精液が入り混じったものが糸を引いて膣口との間に橋を作り、ついで白濁がどろりと溢れ出す。

フォリオの身体をそっと下ろし横を向けば、ラディコはころんと転がるように尻もちをつくと、両脚を開き両手で秘裂を押し広げてOlに期待のまなざしを送る。ご丁寧に、くるんと丸まった尻尾までがそこに入れろと言わんばかりに入り口を指し示している。

無論、Olはその望みに満足いくまでたっぷりと応えてやるのだった。

第9話部下の望みを叶えましょう-4

男の人が、そのアレを、出せる量というか回数というか、そういうのって限られてるって聞いたんですケド

汗と愛液と精液とその他諸々。様々な体液で汚れた身体を改めて洗い流し、やや温度を下げた湯船に浸かっていると、フォリオは今更そんなことを言った。抱かれている間は散々子種だの精液だの口にしていたくせに、正気に返ればそんな事すら躊躇う様子が少し可笑しかった。

そうだな。女は何度でも絶頂できるが、男はそうはいかん。確認したわけではないが、おそらくこの世界の男も同じだろう

いや同じじゃないですよね!?

やや窮屈そうに、フォリオは突っ込みを入れる。

それとも何ですか、無限に出せるスキルじゃない、魔術?ってのがあるんですか?

なくはないが、使ってはいない

無限に射精するには、無限の魔力が必要だ。龍脈からいくらでも魔力を引き出せるOlの魔窟の中ならともかく、フローロから補給しなければ日々の生存にも事欠く今の状況でそう無駄に使うわけにもいかない。フォリオとラディコの二人を相手にしたのは、自前の精力によるものだった。

お前たちを散々イカせたから錯覚しているだけだ。俺自身が達した数はそう大したものではない

六回は十分大した数だと思いますよ!?

あんな状況で数えていたのか、とOlは少し感心する。最初に二人に半分ずつ注いで一回。その後二回ずつ膣内に射精し、最後に口で奉仕させ全身に浴びせて六回だ。

それに今だってまだ、全然お元気デスし

湯の中でそそりたつ男根を見やり、フォリオは自分の胸を鷲掴みにするOlの手のひらに自分の手を重ねる。Olは湯に浸かりながら左右に侍らせたフォリオとラディコの肩に腕を回すようにして、その乳房を愛撫していた。

というかアタシたちのおっ胸なんて揉んで楽しいですか?フローロサンやナギアサンみたいな立派な身体じゃ

楽しい

ならいいんですケド

言葉を遮って即答するOlに、フォリオは気恥ずかしそうに視線を背ける。実際、湯の中でも見えるくらいに雄々しく股間を膨らませているのだから、その短い言葉は十分な説得力を持っていた。

待て。フローロの事が気になるというのは、そのことか?

二人を抱く前の会話を思い出し、Olは問うた。彼はてっきりフローロに敵対する話かと思っていたのだが、単に性交を望むだけであるならあの会話はおかしい。

それもありますけど、フローロサンはOlサマの奥さんなんですよね?

気まずげにそう問われ、Olは久方ぶりに一般的な感覚を思い出す。そういえば一夫一妻制において妻帯者が他の女を抱くのは、不貞であり悪徳であり罪なのだ。フローロ自身もまるで気にした様子がないから忘れていたが。

気にするな。どのみちフローロだけでは足りん

それは、アタシたちにすらあれだけ出せるならそうでしょうね奪い合いにならなくて何よりですケド

フォリオがOlの一物をギュッと握って複雑そうな表情で言う。精の話ではなく魔力の話をしているのだが、まあフォリオが納得したならいいかとOlは話を流した。

ところで結局スキルを育てるスキルの件はなんなんだ

気になっていたことを改めて問えば、思ってもみないことを聞かれたとでも言いたげにフォリオは目を瞬かせた。

俺はてっきり、お前はそれを求めて風呂に入ったのだと思ったのだ

そんなそんな。抱いてもらった上にそこまで望むなんて、図々しい真似はさすがにできませんよ

恐縮するフォリオに、やはり価値観が根本的に異なっていることを感じた。あるいは魔族というのは、人間とは貞操観念が真逆なのかもしれない。

とにかく、話だけでもしてみろ

わかりました。では、後でご案内しますところで

フォリオはちらりと自分の手の中にあるものへ目を向けた。彼女が何気なく上下させていた手のひらの中で、脈打つ肉塊はすっかり硬くそそりたっている。

七回目します?

するう!

途端、余韻と疲れから先ほどまでぐったりしていたはずのラディコが元気よく答える。

一回だけだぞ

Olは嘆息し、そう答えるのだった。

そして結局、三回した。

口と膣とに追加で一回ずつ吐精されたフォリオに案内されOlが向かったのは下層の通路。フォリオが使っていた部屋の奥にある回廊の行き止まりであった。

ここになにがあるでしょう!

聞き及んで知っているのだろう、やはり口と膣とに一回ずつ精を注ぎ込まれたラディコがなぜか自慢げにそう尋ねる。物置代わりに使われていたらしく、雑然としたものが積み上げられているが、Olの目には一目瞭然だった。

隠し扉か

なんでわかるのお!?

あっさりと言い当てるOlに、ラディコは目を丸くした。

そもそもなにもない突き当りでここだと言われれば考える余地は殆どない。だがそれ以前に、積まれている荷物には巧妙に偽装されてはいたが、奥の壁を隠す意図があった。そういった意図を読むのはダンジョンマスターとしての基礎能力だ。

フォリオが壁のスイッチを押すと、音もなく壁が開いて小さな部屋が現れた。

これを溶かすことは出来ないでしょうか

人が数人入れば埋まってしまいそうな大きさの部屋にあったのは、巨大な氷のようなものだった。岩のように角張った高さ三メートルほどの結晶で、透明ではあるが中を見通せるほどではない。そして薄っすらと、その奥に人の姿が見えた。

これは生きているのか?

わかりません

Olの問いに、フォリオは首を振った。氷の表面に触れるとひんやりと冷たく、硬くもなく、かと言って柔らかくもない、不思議な感触がある。

一体誰なのか、なぜこうなっているのか、いつからこうしているのか。何もわかりません。ただ一つわかることは──

切実な声色で、独白するようにフォリオは言う。

アタシが、どうしてもこのヒトを助けたいってことです

フォリオは首を横に振った。その理由もまた、定かではないということだろう。

アタシはこの場所を、母から聞きました。母もまた、その母アタシの祖母に聞いたんだそうです。その祖母もそのまた母にアタシたちの一族に、ずっと伝わっているんです

相当の年月が経過しているということか

一族の悲願。そう考えれば、フォリオの態度にも納得はいく。切実に解決法を探してはいるが、だからと言って自分の代で解決する問題であるとも思ってはいないのだ。

少なくとも百年以上は経っているって話です

そういえば、一年とは何だ?

ふと、Olは疑問を持った。彼の住んでいた世界で、一年が何かを疑問に思う余地はない。春が来て、夏が過ぎ、秋を経て、冬に至る。そしてまた春がくれば、それが一年だ。正確な日にちを割り出すには星を読む必要があるが、星読みの心得どころか字すら読めない農夫であろうとも、暦くらいは知っている。

だがこの石造りの世界で四季など望むべくもない。壁自体が明るくなったり暗くなったりするので朝と昼との区別、一日の始まりと終わりはあるが、夜になっても星を見ることなど出来ない。だが、人を鑑定すると年齢という項目があるのだ。つまり一年という概念もあるということに他ならない。

んっとね、ぎゅーってなって、ぽんってなって、ばーってなって、ふわーってなったら、いちねんだよ!

全く要領を得ないラディコの説明を聞いて、Olは助けを求めるようにフォリオに視線を向けた。

ええと季節というのがありまして。季節によって出てくるモンスターが変わるんですが、四種類のローテーションなんです。同じ季節に戻ると一年ですね。暦のスキルがあればもっと正確にわかるんですが

やはりスキルか、とOlは内心独白する。この世界は全てがスキルとアイテムで成り立っていて、それはモンスターを通じてもたらされる。だがまさか、季節までもがそうだとは。

まあ良い。それよりも、この氷だが

この世界が奇妙なのは今更の話だ。Olは目前の問題に目を移す。

はい。見ててください

フォリオの手のひらから巨大な炎が迸り、氷に当たった。石でできたダンジョンキューブさえ投下するほどの熱量を持つ炎だ。もしそれが本当に氷で出来ていたならば、一瞬で蒸発してしまうだろう。

この通り大炎のスキルでも、ラディの鉄腕でも全く傷つかないんですよね

だが爆炎が消え去った後、氷柱は変わらない佇まいで残っていた。

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