いっ!

一気に奥まで貫かれ、全身を走る電流にテナは硬直した。

な、ん

パクパクと、何とかテナは口を動かそうとする。

身体の芯から指の先までを支配するかのようなそれは、痛みではなく。

痺れるような、快楽だった。

何で、こん、な

お前は覚えていないだろうがな

片腕でユツを抱き寄せながら、Olは言った。

俺がお前を抱くのはこれが初めてではないというのはもう言ったか?若返らせた肉体の、全く同じ時間に何度も仕込んだのだ。お前という存在自体に、俺という男の存在が刻み込まれている

そんなOlの言葉を聞いているような余裕は、テナにはない。

彼女の脳裏には、今までOlから与えられた快楽が雪崩のように流れ込んできていたからだ。

てくれ

とっくの昔に、お前の身体は俺の身体に合った造りになっているのだ。もはや処女に戻ろうと大した痛みもないだろう。もう他の男で満足することもん、む

Olの台詞を遮るように、ユツが彼の唇を口で塞ぐ。

て、くれ

テナは孫娘が男と口付ける姿を見つめながら、堪えきれず言った。

動いて、おくれ!儂を、突いて、犯しておくれ!

言葉に出してしまえば一層耐えきれず、腹の奥の疼きは更に男を求める。しかしどれだけ懇願しても、Olは動く気配がなかった。

Ol様。ボクのことを可愛がって貰えませんか?

それどころか、ユツがそんなことを囁く。

ボク、Ol様のお種を、おなかいっぱい注いで欲しいです

Olはほうと声を上げ、ユツの乳房を鷲掴みにする。

あん。勿論、そのおっぱいも好きにしてくださっていいんですよ

ユツはぱたぱたと尾を振りながら、甘い声でそう答えた。

あなた様っ!

とうとう、テナはOlの胸元にすがりついて声を上げる。

お願いじゃ。儂をっ!儂を抱いておくれ、あなた様!

その両眼からはポロポロと涙が流れ、恥も外聞もなく、テナはOlにそう乞うていた。

くい、と指でテナのおとがいが持ち上げられる。

彼女はすっと目を閉じて、接吻を受け入れた。

唇を割り、歯を押し開いて侵入してくる舌先に、狐の尾が四本ともピンと伸びて広がる。

あの、あなた様?

思う存分口の中を蹂躙し、銀の糸を伝わせながら唇を離せば、テナはおずおずと声をあげた。

何だ

儂の口は、先程まであなた様のものを咥えてたんじゃが口吸いなどして、良かったのかの?

余計な事は言わんでいい

無論Olとて全く気にしないわけではないが、自分で咥えさせたものを厭うなどと度量の狭いことを言うつもりもない。

重なって横になれ

Olがいうと、石畳の地面にころりと転がったテナの尻尾の一房がぶわりと広がって布団になる。ユツは彼女を抱くようにして、その上に重なってOlに尻を向けた。

便利だな、お前の変化の術とやらは

尻尾が転じた布団にはやはり、湯船の水が滲むような様子もない。

あなた様

Ol様

Olがしげしげと触れて観察していると、テナの残り三本の尾とユツの狸の尾が、Olをねだるように彼女たちの秘部を指していた。

本当に便利だな

感心半分、呆れ半分で呟きつつも、Olはまずユツの方に突き入れる。

ふあぁ

彼女のそこは柔らかく、軽く力を込めただけで容易にずぶずぶと飲み込み、Olを奥まで受け入れる。まるで互いの身体が液状になって蕩け、混ざりあうような暖かさだ。

きゅぁんっ!

一方で、テナの膣内は全く別の感触だった。硬くキツく、ぐいぐいと締め上げる。腰を動かす度にざわざわとした膣壁が無数に男根を擦り上げてきて、得も言われぬ快楽があった。

顔はそっくりな血の繋がった祖母孫だというのにこんなにも違うものなのかと、Olは繰り返し二人の間を行きつ戻りつしてその味の違いを楽しむ。

あなた様ぁ

そうしていると、不意にテナの尾がOlの腰に絡みつき、逃がすまいと締め付けた。

あぁん、お祖母様、ずるいですぅじゃあ、こうして

ユツの尾が細くしなやかに伸びてOlの根本をきゅっと掴む。

そしてポンと音を立てて白い煙に変じたかと思えば、煙が晴れた後、Olの腰には二本の男根が生えていた。

こんなことも出来るのか

えへへ。お祖母様の天狐には出来ません。変化に長じた妖狸だから出来る芸当ですよ

尻尾のなくなった白い尻をふりふりと振りながら、ユツは自慢げに言った。

こんな事が出来るからといって何の役に立つのか、とOlは思ったが、少なくとも今の状況にはこの上なく有用だ。

ふあぁぁんっ!

くうぅぅんっ!

一度テナの中から引き抜き二人の膣口に同時に挿入すると、ユツとテナは声を揃えて鳴いた。

くっ!これは、幻術か!

幻術は天狐の得意技ゆえ、な

片方はユツの作った偽物であるのに、挿入した感覚はしっかり二本分、Olに伝わってくる。それが幻術によって作られた擬似的な感覚である事を老魔術師はすぐさま見抜いたが、それは解除する必要のない幻だ。

これは凄まじい、な!

二倍で襲いかかってくる快楽の奔流に、流石のOlも苦しげな声を上げる。

あなた、さまぁ!

せつなげな声とともにテナの残り三本の尻尾が立ち上ったかと思えば、彼女の上半身の姿に転じてOlに抱きつき、口付けた。

流石にこれには堪えきれず、Olはそう宣言すると速度をあげて腰を二人の尻に打ち付ける。すると、二人は同時にきゅっと膣口を締め付けて、Olのものをキツく咥え込んだ。

二人のほっそりとした腰を纏めて両腕で抱え、Olは一際奥へと肉槍をねじ込み、その膣内に荒々しく欲望を迸らせる。

はぁぁぁ

ふあぁぁ

二人の女は男のものとなったその証拠を受け入れる快楽に、互いを抱きしめあいながら身を震わせる。

ふう

しばし余韻を楽しみ、呼吸を整えた後、Olは男根をテナの膣内から引き抜く。ユツの作った偽物はいつの間にか尻尾に戻っていたが、彼女の膣口からはしっかりと種を受け止めた跡が流れ出していた。どうした方法でか、Olの精を分けて流したらしい。

お祖母様

Olが身を起こすとユツが駆け寄り、テナを呼んだ。

彼女は今度は躊躇うことなく、ユツに倣う。

愛液と精液、そして僅かな血液で汚れた男根を甜め清める二人の少女の獣耳を撫でながら、Olは満足げに息を吐いた。

第4話新たな魔王を始めましょう-1

あれは、無理だ

なんだと?

苦々しげに絞り出されたウォルフの言葉に、Olは反射的に問い返す。

あれは俺には殺せん

竜ではないということか?

相手が竜であれば必ず殺すことが出来る。それが竜殺し英霊ウォルフの権能だ。その能力の適用範囲は広く、竜の姿をしていれば下等な眷属や精霊の一種といったものまで滅ぼすことが出来る。

いいや、あれは竜だ。それは間違いない

そして彼らが今相対しているのは、まさしくその竜であるはずだった。

他ならぬウォルフ自身が、そのことを請け負う。

では、何故

単純な話よ

英雄王の表情が歪み、その額に脂汗が滲む。

あれは、メトゥスよりも俺よりも、強い。ただそれだけの話だ

それは、怖れの表情だった。勇猛にして果敢、最古の竜さえ躊躇わずに相手取っては殺してみせ、地上最強と謳われた男が、怯えているのだ。

逃げろ。時間くらいは稼いでやる

言って彼は背中の剣を引きぬいた。白に染め上げられた装束の中、唯一銀に光るそれは彼が生前から愛用していた宝剣、フラントだ。

竜の体がそれに応じるようにして動く。無数の鱗に覆われた胴体は音もなく流れるように移動して、巨大な鎌首がもたげられた。

早く行け!長くは持たんぞ!

叫びながら、英雄王は剣を振り上げながら跳ぶ。

岩をも容易く両断する一撃が、竜の脳天に向けて振り下ろされ

そして次の瞬間には、宝剣は根本から折れて弾け飛んでいた。

お父様!

逃げろ、ユニス!

バグンと音を立てて、太い腕が地面に転がった。

数多の巨人を討ち滅ぼし、幾多の竜を切り捨ててきた、何よりも逞しい英雄王の腕。

残ったのはそれだけだった。

それ以外は、全て竜の口内に収まり、魂さえも磨り潰されて消える。

嘘、何で

ユニス、しっかりしろ!転移だ!

ウォルフが文字通り命を賭けて稼いだ時間を無駄にするわけにはいかない。

Olは呆然と虚空を見つめるユニスの肩を揺さぶった。

しかし彼女は、力なくふるふると首を横にふる。

転移、できな

その首が、ぶちぶちと音を立てて千切れた。

ぷしゅっと音を立てて血が吹き出し、Olの顔を赤く染めていく。

ぐるりと彼を取り囲むのは、闇の中炎のように爛々と光る赤い瞳。

シュウシュウと言う呼吸の音が、四方八方から聞こえてくる。

大きなアギトが恐ろしくゆっくりと開き

そして、Olの身体をバラバラに引き裂いた。

とまあ、そんなところじゃな

嘘でしょ

テナに、リルは愕然として呟いた。

どうしようOl、Olが死んじゃう!

落ち着け、愚か者

縋り付くように袖を掴んでくるリルの頭を、Olは軽く小突く。

とは言え流石の彼も今の予言には平静ではいられなかった。

英霊王ウォルフは、Olの陣営で間違いなく最強の一人だ。

そんな彼が為す術もなく殺されるような相手など、信じたくもない。

だがリルがこれ程までに動揺すること自体が、テナの言葉が嘘ではないことを物語っていた。

それに勝つ道筋はあるのか?

うむ。一年ほど後であれば、お主は犠牲を出しつつも奴を倒しうる

犠牲というのが、マリーのことか

苦々しい表情のOlに、テナはうむと頷く。

じゃがもはや猶予は一年もない。このまま戦えば結果は先ほど言うた通りというわけじゃ

お前のせいだろうが

Olは怒りに任せ、テナの頬をぐいぐいと引っ張った。

柔らかな頬はどこまでもよく伸びる。

猶予が少ないのは、テナがユツを生け贄にしなかったからだ。

そのせいでOlが奴と戦う時期が早まり、結果としてこのままでは戦力が足りずに負けることになる。Olとしては正直いい迷惑だ。

ではとりあえず贄を用意し、時間を稼ぐ。別に生け贄はユツでなければならんというわけでもあるまい

清らかな娘というだけであれば、Olならば何人でも用意できる。

それならば未来はほぼ元の形に戻るな

ひりひりと痛む頬をおさえつつ、居心地が悪そうな表情でテナは言った。結局マリーは犠牲になる上に、別の娘も一人生け贄として捧げられるのだ。己の孫娘のためとはいえ、良心が咎めないわけではなかった。

俺がお前に言付けるだろう。何と言う?

Olの言葉にテナは怪訝そうに首を傾げて、瞑目して集中する。未来のどこで言付けられるかもわからないと、それを探すのはなかなかに困難なことだった。

恐らく、奴とやらと戦う直前だ

それに気づいたOlが伝えれば、テナはすぐにその場面を見つけ出した。

ソフィアを育てろ。過去のお主にそう伝えろと、お主は言うな

テナはニヤリと不敵に笑い。

いや、全くわからん

そう答えた。

ふざけているのか?

待て待て待て!お主のせいなんじゃぞ!

ぐっと首を掴む魔王に、テナは慌てて叫ぶ。

お主が何も教えてくれんから!そう伝えればわかるはずじゃと

Olが手を離すと、地面に尻餅をついたテナがキャンと鳴いた。

まあいい。生け贄は取りやめだ

なんじゃと?これはどういうことじゃ?戦う時期が早まっておるのに、結果が一年後と同じになっておるぞ

テナは瞠目し、呟いた。こいつの能力は思った以上に便利で厄介だ、とOlは思う。

未来のOlが必要以上の情報を伝えようとしなかったのも、その厄介さ故だろう。

Olは元々、無為な犠牲を出すつもりなど更々無かった。

そう仮定した場合の予知によって、十分に時間をかけた時の答えだけを手に入れたのだ。

故に、その答えに至るまでの時間を短縮できた。

後はなんとか、マリーを犠牲にする未来を避ければ良い。

ところで儂はいつまでこの姿なのじゃ

思い悩むOlに、テナは不満気にそう聞いた。

村人たちは元の姿に戻ったが、テナだけは若返った姿のままなのだ。

予知が出来るんだから、わかるだろう?

儂が予知で見える範囲、全部この姿のままなんじゃが

憮然とした表情で、テナは言う。

元の年齢に戻してぽっくり逝かれても困るからな。当分はその姿のままでいてもらう。お前としても、老いた不便な身体より若く美しい肉体の方が良いだろうが

美な、何が良いものか!

真顔でさらりと言ってのけるOlに、テナは頬を真っ赤に染めて叫んだ。

何を今更嫌がることがある。昨晩はあんなに素直になっていたではないか

ち、違う!あれは、気の迷いじゃ!何かの間違いじゃ!

ぶんぶんと首を振り、テナは必死に否定する。

間違いだというなら見てみろ

だが、彼女の目にはとっくの昔に。

お前はこの後どうなる?

再び物凄く素直にされる自分の姿が映っていた。

第4話新たな魔王を始めましょう-2

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