パチャパチャと濡れた肉のぶつかり合う音が湯殿に鳴り響くほどに腰を打ち付け、爪の跡が付くほど強く乳房を鷲掴みにしても、サクヤの喉から発せられるのは喜びの声だけ。

あ、あ、あ、あ、あっ、くる、きちゃうッ!

その膣がきゅうとOlのものを強く締め付けて、サクヤは高く鳴く。

どこに出して欲しい?

中にっ!膣内に、出してくださいませっ!

Olが問えば、サクヤは躊躇わずにそう叫んだ。

あっでも無理やり口の中に注ぎ込まれるのもそれはそれで

さっさといけ!

Olはサクヤの呟きを無視した。

口内に出しても、どうせ盛大に咳き込んで吐き出すのが目に見えている。

あ、あ、あ、あああっ!

サクヤが絶頂への階段を上り、ふるふると身体を震わせる。

あぁ~~~っ!

そして喉を反らし、達するのに合わせてOlもその奥へと欲望を解き放つ。そうしながら更に二度、三度と突き込めば、サクヤはより深く達してOlを締め付けた。

やがて張り詰めた糸が切れるように、サクヤは脱力してくたりと浴槽にもたれかかる。緩慢な動作で振り向き両手を伸ばす彼女に近づけば、サクヤの両手はたちまち蜘蛛のようにOlの頭を捉えて引き寄せ、彼の唇を甘く奪った。

穏やかな、しかし深く長い口付けの後、サクヤはほうと息を吐いて余韻にひたる。

とても、素敵でしたわ

それは何よりだ

夢見るような表情で呟く彼女に、Olはそう答えた。

Olとしても悪くはなかったが、サクヤの相手は調子が狂うというかとにかく疲れる。

あの

これではどちらが奉仕したのかわからないと息をつくOlに、サクヤは声をかけた。

今度はこちらを試してみたいのですが

とろりと白濁の液が垂れ落ちる秘部の下。

不浄の穴を指で開きながら言うサクヤになんと答えるべきか、Olは頭を悩ませた。

第5話死の運命を覆しましょう-1

いやぁ、ソフィアは可愛いなぁ~。見た目はロリで実年齢はもっとロリって最高じゃね?ロリババアならぬロリロリだぜ。なんて素晴らしい響きなんだ!

やめてください、おぞけが走ります

数ヵ月ぶりだけど相変わらず鬱陶しいわね

日数単位でソフィアの年齢当ててくるんだから、徹底してるよねえ

やにさがってソフィアを見つめる赤い悪魔に、スピナ、リル、ユニスが辛辣な言葉を投げつける。特にスピナはかつての自分の名前を呼ばれているせいか、本気で嫌がっているようであった。

当のソフィアはといえば、初めて見るローガンの姿が恐ろしいのかマリーの背に隠れるようにしてピッタリと張り付いている。

Olの方に似たのか、そもそも子と言っても血の繋がりが無いから関係ないのか。

自由奔放で怖いもの知らずだったマリーに比べると、ソフィアは随分臆病で慎重な性格をしているようだった。

ローガン

マリーが低い声で名前を呼ぶと、ローガンはビシリと姿勢を正して敬礼する。

冗談めかした動作ではあるが、マリーには逆らえない上下関係のようなものが確かに存在していた。

わたしに何かあったら、ソフィをよろしくね

だが彼女の口から出てきたのは、叱責ではなかった。

つまんねえこと言うんじゃねえよ

ローガンは姿勢を崩しながら舌打ちする。

何もなくたって、この世のすべてのロリの世話はこのローガン様が喜んでさせてもらうぜ!

四つの腕全ての親指を立てながらおどけたように言うローガンに、マリーは笑顔で頷いた。

あ、でも手を出したらもぐからね

何を!?

笑顔のまま、何か棒状の物質を千切り取る仕草を見せるマリーに、ローガンは身を縮こませた。

あれだな

それは巨大な山々が連なる山脈の麓、大きな河の間に出来た中洲にあった。

白い石を積んで作られた、長方形の箱のようなもの。

うむ。間違いない

Olの言葉に、テナが首肯する。

あれこそが奴に贄を捧げる祭壇じゃ

ついに、贄を捧げる日がやってきたのだ。

そこへと赴いたのは、三人。

Ol、テナ、そして

ソフィア

ソフィアは怯えたような表情で頷くと、ゆっくりと歩を進め祭壇に手をかける。

ん、しょ

まだ小さな身体の彼女が何とかそこによじ登るのを、Olは眉根を寄せて見守った。

これでいいのかな、ぱぱ

祭壇の上にこてんと寝転がる彼女に、Olは苦々しく頷く。

若く清らかな乙女という条件に符合するのが彼女しかいなかったのだから、仕方ない。

とは言え我が子を生け贄にするというのはやはり心が傷んだ。

テナが鋭い声で警告を発する。

それに応えるかのように、やにわに暗雲が立ち込めたかと思えば、雨が降り注ぎ雷鳴が轟いた。

豪雨によってOl達を囲むように流れる河は瞬く間にその水位を増して、大きく波打つ。

そして、奴はその姿を現した。

奴ええ。存じております

サクヤはOlの問いに、緊張感を漂わせながら頷いた。

お前と同じ魔王だと聞いているが

同じそうですね。魔王、という意味ではそうかもしれません。しかし奴は妾たちとは全く別の存在です

彼女の表情にあったのは強い嫌悪。

そして、恐怖だ。

部下も領土も持たず、ただ全てを喰らい全てを滅ぼす暴虐の存在。それが奴

サクヤの言葉を思い返しながら、Olはそれを見上げた。

河の中から現れたのは、巨大な岩のような、鱗。

そしてその次に現れたのも、同じだけの大きさの鱗だった。

その次も、その次の次も、その次の次の次も。

うんざりするくらいに続いた鱗の後。

その鱗に数倍する大きさの赤い瞳が、Olを睨みつけた。

一つ、二つ。三つ。四つ分厚い雲に覆われ何も見えぬような闇の中、真っ赤な目だけが爛々と光る。

その数十六。八対の赤が、Olを遙か高みから見下ろす。

鬼灯のような赤い瞳、巌のような鱗、山のような大きさの蛇と聞いてはいたが

流石のOlも、声が震えるのを止められなかった。

同時に、なるほどウォルフを持ってしても勝てぬわけだ、と思う。

山のようなという言葉がまさか比喩ではなく、ただの事実だとは。

もたげた首の高さは一マイル(約一・六キロメートル)は優にある。

尾までの長さは想像もつかなかった。

かつて天をやり込めた時に使った、ダンジョンの大巨人すら子供に見える巨大さだ。

これが奴

サクヤはそれを、ヤマタノオロチと呼んだ。

八つの首と八つの尾を持つ、蛇の姿をした途方もなく巨大な竜だ。

名を呼べば、それはオロチに力を与えるという。

だからテナはこれをただ八つと呼んだ。

オロチの八つの頭のうち一つが、大きくそのアギトを開きゆっくりとソフィアに近づく。生け贄として捧げられた娘を喰らうつもりなのだろう。

ソフィア!

Olは娘の名を呼んだ。

ソフィアもまた、オロチと同じ魔王だ。

その名を呼べばOlの力は彼女へと流れ込む。

さて、復習の時間だ

Olは娘に尋ねる。

彼女はあの時傍にいたわけではないが、ダンジョン自身であるソフィアにとって、その身体がどこにあるのかはあまり関係のないことだ。

水生生物に効く罠は、何だ?

おとしあな!

ソフィアの声とともに。

見渡す限り一面の地面が、全て空いた。

第5話死の運命を覆しましょう-2

我ら魔王には、必ずそれぞれ支配しているものがあります

寝物語に、サクヤはそう語った。

妾であれば、火山そのもの。かの山に宿る火と熱がそれです

その割には温いな

加減しておりますもの

Olが重ねた肌を撫で、柔らかな肉を掴んで言えば、サクヤはくすりと笑んだ。

けれどもその性質からはけして逃れられません。一度火が付けばそう簡単には止まりませんから責任を取ってくださいましね?

サクヤはOlの掌に己の手を重ね、くすぐるように耳元で囁く。

魔王には必ず支配するものがある、と言ったな

サクヤは火山の火と熱。タツキは海の波。ソフィアはダンジョン自体だろう。

彼女たちの支配するものは、その領土と一致する。

であれば、奴が支配するものはなんだ?

だが奴は、領土も部下も持たない魔王であるという。

簡単なことですわ、旦那様

サクヤはOlの胸板に手をつくと、彼の上に馬乗りになった。

何をも持たないものであっても必ず持っている、たった一つのもの

一糸纏わぬ美しい裸身が、月明かりに照らされてOlの眼前に晒される。

己が身自体。かのものを形作るそれは

勿体付けずに早く言え

下から突き上げると、サクヤはあんと甘く鳴く。

もう性急なんですから

唇を尖らせぼやきつつも、彼女は言った。

かのものを形作るのは水。全てを押し流す、暴虐の河ですわ

まずは第一段階成功、といったところか

キューブで水流に乗って逃げながら、Olは同じ速度でこちらを追ってくる大蛇の首を睨みつける。小さな城ほどもあったその頭は、今はダンジョンの通路にすっぽりと収まる程度に縮んでいた。

オロチが河の化身であるならば、その性質から逃れることは出来ない。

落とし穴から繋がる八つの水路は見事にオロチの首を分断し、小さく細くすることに成功していた。

とは言え。

ぱぱ、痛い!痛いよぉ!

ソフィアが手を押さえ、涙を流しながら訴える。

その指先はボロボロに切り刻まれ、血で真っ赤に染まっていた。

奴はただの河ではない。

八つの山と谷とに跨って溢れかえり、迸り、全てを滅ぼし飲み込む濁流だ。

その勢いは堅牢なダンジョンの岩壁さえも削り取り、押し崩してしまう。

それはソフィアを傷つけることと同義であった。

すまん。堪えてくれ

魔王であり、ダンジョンそのものでもあるソフィアには痛みを止めるような魔術も効かない。傷を治してやっても、すぐさまオロチによって破壊されてしまう。

両の手の指のうち八本から血を流して泣き喚くソフィアを、Olはただ抱きしめてやることしか出来なかった。八分の一に分け、更に通路で制限してなお、オロチは簡単に勝てる相手ではない。

彼女の指の傷が第一関節にまで至った時、キューブは突然それまで乗っていた海流の中を脱して小さな部屋の中に辿り着いた。オロチはすぐさまOl達に追いついて、キューブごと一呑みにせんとその巨大な口を開く。

今だ!

その瞬間、小部屋の天井が開いたかと思えば大量の液体が降り注いだ。無色透明のその液体はしかし、水ではない。それを示すかのように、液体を浴びたオロチの青黒いその身体は、見る間に赤く染まっていった。

なんじゃ?毒か?

そうであるとも言えるし、そうでないとも言える

首を傾げるテナに、Olはそう答える。

オロチはOl達を襲うのをやめ、大きく口を開いたまま喉を鳴らした。それとともに、小部屋の中に満ちた液体はその嵩をどんどん減らしていく。オロチが飲んでいるのだ。

どうだ、旨いか?

Olは答えが返ってこないことを知りつつ、そう尋ねた。

我が魔窟に住むドヴェルグども特製の、火酒の味は

鍛冶の腕と偏屈さで知られる鉄小人たちは、同時に大食と無類の酒好きでも知られている。凝り性の彼らが作り出した究極のアルコールが、ドヴェルグの火酒だ。

儂も酒は飲むが凄まじい酒精の強さじゃな

当然だ。お前たちの酒とは作り方から違う

キューブを隔ててさえ香るアルコールの匂いに、テナは鼻を押さえる。

普通の酒は、穀物や果物を醗酵させることで水に酒精を足すことによって作られる。

水に酒精を足すという事は、水の分だけどうしても酒精は薄まる。

それを、あのちんちくりんの火と鉄の申し子たちと来たら、全く逆の方法で解決した。

即ち、酒から酒精だけを引いたのだ。

熱して気体となった純粋な酒を集め冷まして酒にして、それを更に熱する。それを何度も何度も繰り返して作られた火酒は、もはや笑ってしまうほどの強さだった。

そして、竜というのは酒に弱いものと決まっている。

それは新大陸においても同じことだった。

何せ竜であることそのものはウォルフが請け負ったのだ。間違っているわけがない。

火酒を飲み干したオロチはふらつきながらも、Olたちに狙いを定めて牙を剥く。

ソフィア、捕らえろ

だがその首を、溶けた岩が包み込んだ。

溶岩の奔流は水で防ぐことが出来る。であるならばその逆もまた同じことだ。

水をその本性とするオロチはどんな小さな穴でもすり抜け打ち崩すだろうが、溶けた岩の中を抜けることは出来ない。Olはオロチを完全に封じ込めることに成功した。

Ol!来るぞ!

だが、それで終わる相手でもなかった。

テナが鋭く警告を発すると、苦しげに大きく口を開くオロチの喉の奥から紫色の液体が噴射される。あらゆるものを溶かし腐らせる毒液だ。

ソフィア、草だ!

ソフィアが手を振り上げると無数の草が地面から生えてきて、瞬く間に生い茂る緑の壁となって毒液を防いだ。毒液に触れた壁や床はただれ溶けていっているというのに、その草だけは毒液を浴びてもピンピンしている。

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