頷いて許すと、二人の少女は顔を寄せ合いOlの唇に口付けた。

思えば奇妙な取り合わせだ、とOlは思う。

どちらも若い女のように見えるが、その中身はまるで違った。

メリアはメリザンドによって作られた、人工の魂を持つ元聖女だ。

Olの質問から逃れるために死に、蘇生された彼女からは以前の知識や記憶というものが完全に失われ、まるで赤子のようになっていた。

最近ではようやく普通に会話が通じる程度には成長してきたが、既に成熟しきった肉体での成長というのには問題があったのだろう。過ごした年月以上にメリアは幼い。

その上不死のメリザンドを元にした肉体は老いを知らず、十年たった今も出会った時の十代の姿のままだった。

ヨハネはその真逆だ。

ひょんなことから下界で暮らすことになった彼女は、炎髪と呼ばれる英霊である。

彼女ほどの英霊を顕現させ続けるのには本来かなりの理力を消耗してしまうのだが、幸いヨハネはユニスの遠い祖先と血の繋がりがあった。

その為ユニスの血を元にして作った人工生命(ホムンクルス)に高い適性を持ち、それに宿ることで理力の消耗をほぼゼロにすることが出来る。

故に彼女は中身は数百年以上前の英雄だが、その肉体は生まれて一年にも満たないものだった。

つまりどちらも、中身と外見と肉体の実年齢が大きく乖離しているのだ。

だがこと睦事に限って言えば、それは悪いことではなかった。

前傾姿勢になった彼女たちの胸元から重力に従って垂れ下がる大きな果実を、Olは遠慮なく纏めて両手に鷲掴みにする。

おうるさま、めりあのおっぱい、もっともみもみして

メリアは気持ちよさげに目を細めながら、直截にそうねだった。

中身は幼くとも、その肉体は成熟した女のそれだ。

メリアはその幼さ故に、感じた欲求を素直に伝えてくる。

Ol様わたくしの胸、気持ちいいですか?

一方で、ヨハネは恥ずかしげにしながらなんとかそう尋ねるのがせいぜいだ。

人工生命の寿命はそう長くは持たない。いくら工夫を凝らしても一月が限度だ。

それゆえにか、数百年純潔を保ち続けた乙女は何度行為を重ねても慣れるという事がなかった。

どこまでも柔らかくもっちりとしたメリアの胸と、ヨハネの瑞々しく弾力に富んだ乳房。

それぞれ感触の異なる、しかしそれぞれ素晴らしい柔肉を揉みしだきながら、二人の唇を交互に味わう。

やがて二人はどちらからとも無く舌を伸ばし、Olはそれに応えて唾液を絡ませあった。

そうしながら硬く尖った胸の先端を指でゆっくり擦り上げ、二人の性感を高めていく。

メリアは貪欲な故に、ヨハネは身体がそう造られているが故に、常人よりも遥かに敏感だ。

そうされるだけでたちまち果てて、くたりとOlにしなだれかかった。

残る一人、ベルに声をかけると、彼女は戸惑うようにOlを見つめた。

どうした。来ぬのか

その、私は

逡巡とともに、ベルはOlの怒張に目を向ける。

直前までそれを咥えていた口で口づけることに抵抗があるのだろう。

下らんことを気にするな

Olは強引にベルの腕を引くと、彼女を抱き寄せてその唇を奪った。

驚きに身を固くする彼女の唇を割り開いて、口内を舌で陵辱していく。

ベルは初めは為されるがままに身を任せていたが、やがておずおずと自ら舌を伸ばして応え、顔を傾けて唇を密着させて、Olの首に腕を回して熱烈に口付けを交わした。

変わり者の多い魔王の侍女たちの中でも、ベルはとびきりの変わり種だ。

何せ、魔王の妻となる為だけにこの迷宮にやってきたのだから。

命を狙ってやってきた暗殺者は数知れないが、そんな目的でやってきたのはベルただ一人だ。

それも地位や権力が目当てではなく、Olに一目惚れしてとなれば後にも先にも他にはいないだろう。

今まで幾多の女を籠絡してきたOlだが、される側に回るのはこれが初めてだ。

と言っても。

んっ、ふ、うぅっ!

ベルはぎゅっとOlにしがみつきながら、ふるふると身体を震わせる。

口付けだけで、達してしまったのだ。

彼女はあまりにOlを愛するがゆえ、触れられただけ、名を呼ばれただけでも軽く気をやってしまうという。

元々の経験が違いすぎる上にこれでは、籠絡するどころの話ではなかった。

では、一通りイカせて頂いたところで、魔王様

ルーアルは言って下着を脱ぐと、浴槽の縁に手をつきOlに向かって腰を突き出す。

どうぞ、好きなものをお使い下さい

他の侍女たちもそれに倣って、長いスカートをまくり上げた。

タイツと黒いスカート、そしてガーターベルトに囲まれた白い尻のコントラストが目に眩しい。

ひくひくと蠢きながら物ほしげに涎を垂らすピンク色の秘肉が五つ並んだその様は、この上ないほど扇情的な光景だった。

誘われるがままに、Olはルーアルの腰を掴んで一気に突き入れる。

この中で一番の古株の彼女の膣内は、ぴっとりと包み込まれるような心地よさだ。

根本までを埋め込んでもやすやすと呑み込み、柔らかく受け入れる。

すっかりOlの形を覚え込んだルーアルのそこは、奥まで突けばちょうど肉槍の穂先が引っかかるようになって、先端をきゅうきゅうと締め付ける。

腰が蕩けて液体になってしまうような、そんな心地だった。

逃れがたい誘惑を振り切りながら腰を引き抜くと、Olは次にヨハネの尻を掴んだ。

高く声をあげる彼女のそこは、露がぽたぽたと滴り落ちるほどに濡れていた。

一月ごとに身体を作り直す彼女の膣口は、まだ慣れず狭くキツい。

だが大量の愛液が潤滑油となって、するりと奥まで飲み込んでしまう。

ぬるぬるとした蜜壺を何度も突き上げるのは、得も言われぬ快楽だった。

名残惜しさを感じつつもヨハネの中から引き抜き、次はラサラに突き入れる。

ああああっ!

長身で鍛えられた肉体を持つ彼女には、一切の容赦なく責めることが出来る。

ぎゅっと閉じた秘裂を肉の槍でこじ開けるように貫けば、それを逃すまいと圧力がかかる。

そこを力任せに抜いて、すぐさま突き入れれば元竜騎士は高く鳴いた。

パンパンと音を鳴らしながら、激しく腰を打ち付け強引に犯す。

それは同意の元だとわかっていても、男の征服欲を大いに満たした。

最後に強く一突きして彼女から離れ、Olはメリアの腰を引き寄せる。

ふぁんっ

彼女の膣口は挿入した途端、嬉しくてたまらないとでも言いたげに全力でOlを締め付けた。

心地よさげに尻を振るその様はまるで犬のようで、鳴き声は発情した猫のよう。

Olの動きに合わせて懸命に腰を動かしながら、メリアはただただ純粋に快楽をむさぼる。

浅く突けばもっととねだり、深く突けば高く甘く鳴く。

離すまいと追いかけてくる尻を軽く叩き、Olは最後の一人、ベルへと近づいた。

あ、あ、あぁっ!

彼女の膣内はとにかく小さくキツい。

その上、半分ほども挿入したところですぐにベルは達してOlのモノを強く締め付けた。

身体に傷をつけぬよう、なるべく刺激を与えぬようにゆっくりと腰を埋めていけば根元まで咥え込んだところでまた気をやり、それを半ばまで引き抜けば更に絶頂に達する。

その度に精を搾り取るかのように膣壁を蠢かせる彼女の身体は、まるでOl専用の肉壺のようだ。

全く違った味の女たちを、Olは代わる代わる犯し味わっていく。

その快楽にとうとう耐え切れず、Olはベルの中に欲望を吐き出した。

あぁぁぁあぁあぁぁぁぁっ!

己の奥底を白濁で満たされるその感覚に、ベルは身体を反らしながら叫び声を上げる。

あ、なかだしされてる。いいなー、べる

羨ましげに指を咥えるメリアに、Olは微塵も萎えた様子を見せぬ男根を突き入れた。

全員、溢れるまで注ぎ込んでやる

主のその宣言に、侍女たちは一斉に嬌声をあげた。

一通りの情事を終えた後。

で、これはどういう事だ

頭をメリアのたっぷりとした胸に預けながら、Olは問うた。

聞きましたよ。ベルさんは侍女ではなく、妻を志望されているそうではないですか

メリアと挟み込むように、ヨハネはOlに抱き着いて泡立てたその身体を擦り付ける。

今更一人二人側室を増やしたってどうという事はないだろう?

その胸の谷間でOlの左腕を洗いながら、ラサラ。

十年も想い続けたのですもの。ご考慮いただけませんでしょうか

言いつつ、ルーアルはOlの右手をそのむっちりとした太ももの間に挟み込む。

潤む瞳で、ベルはOlを見つめた。

ならん。考えるとしても十年後と定めただろうが。王自ら約定を翻すことが出来るか

それは、出身を偽ってOlの迷宮にやって来たことへの罰だった。

マリーが生贄の娘として来た時、彼女があまりに幼すぎたため、Olは十年生贄は納めないで良いと伝えた。ベルはOlに逢うためだけに、その村の者になりすまして来たのだ。

特典を付けるといってもですか?

特典?

ルーアルの言葉に、Olは怪訝な表情を浮かべる。

うむ、ついでに私たちを嫁にする権利をやろう

それはお前たちが得をするだけだろうが

胸を張るラサラに、呆れ声でOlは言った。

並の者であれば美しい女を五人娶れるとなれば嬉しいかもしれないが、既に彼には両手に余るほどの妻がいるのだ。

私たちの全てをと言ってもですか?

しかし、続くヨハネの言葉にOlは瞠目した。

経緯はどうあれ、彼女たちは侍女として雇い入れているだけだ。

Olの部下でも奴隷でもない。望まぬことをしろとは言えなかった。

ただの侍女ならそれでも良いが、今目の前にいるのは皆特殊な能力を持ったものばかり。

殊更に、英霊であるヨハネが全てを捧げるというのは実に魅力的な申し出だった。

いやだがそれでも、駄目だ

とは言え、側室だとしても妻となればOl一人で軽々に決められる事ではない。

妻同士での確執になっても困る。ましてやこのような状態で決めれば、それこそ色仕掛けに引っかかったのだと取られかねない。

えー、いいじゃない

あたしからもお願い、Ol

お願いします、お師匠様

だがそれに異を唱えたのは、配慮したはずの当人たちの聞き慣れた声だった。

お前たちなぜここに?

並んで懇願するのは正妻であるリル、ユニス、スピナの三人だ。

なぜここにいるのか、そしてなぜベルを助けるのか。

Olは幻影や変身の魔術を疑ったが、解呪の呪文は無駄に終わった。

ルーアに頼まれたのよ。まあ、わたしもこの子達なら大丈夫だと思うし

いっつも美味しい御飯作ってくれるもんね!

ルーアルは料理の師ですから、致し方ありません

しかしだな

なおも逡巡するOlに、ルーアルはにこりと微笑んで、言った。

足らないようでしたら、もう何人かお呼び致しますか?

その言葉に、Olは既に彼女の根回しが完全に済んでいることを悟る。

流石は侍女長、驚くべき手際の良さだ。

わかったわかった。好きにしろ

その辺りの不満が出ないよう調整するのはリルの仕事だ。

表向きの正妃はユニスという事になっている。

人嫌いのスピナまでもが推すというのなら、仕方ない。

で、お前たちのその格好は何なんだ?

大きく溜め息をつき、Olは先程から気になっていたことを問うた。

リルたち三人は、何故か侍女服に身を包んでいたのだ。

何ってそりゃあね?

ぷちりと胸元のボタンを外し、リル。

空いた服の隙間から、彼女の深い深い谷間が覗き見える。

あたしたちも、その特典?

恥ずかしそうにスカートをたくし上げ、ユニス。

むっちりとした健康的な太腿が露わになる。

どうぞご一緒に、可愛がってくださいませ

するりとスカートの中から下履きを脱いでみせ、スピナ。

見えないからこそ、その奥にあるものを思い浮かべずにはいられない。

もちろん、私たちも

ぎゅうとルーアルがOlの腕を抱きしめて。

ご寵愛くださいませ旦那様

耳元で甘く囁くベルのその言葉に、抗うすべなどあろうはずがなく。

彼女たちのもたらす特典を、Olは心行くまで味わった。

ルーアル:一巻 とらのあな様 特典SS

ラサラ:二巻 とらのあな様 特典SS

ヨハネ:四巻 文教堂様 特典SS

メリア:四巻 ゲーマーズ様 特典SS

ベル:四巻 とらのあな様 特典SS

リル:一巻 特別電子書籍三巻 アニメイト様 特典SS

ユニス:二巻 特別電子書籍 三巻 とらのあな様 特典SS

スピナ:三巻 特別電子書籍 三巻 文教堂様 特典SS

Ol:ぜんぶ。

第6話旧きものを斃しましょう-1

早急に戦力を整える必要がある

そこは火山の神、サクヤがもともと住んでいた試練の山の奥深く。

新たに岩肌を掘り抜いて作られた会議室に迷宮の主だった面々を集め、魔王Olはそう切り出した。

これが現在の状況だ

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