まあそう呼びたいなら好きにしろ
Olもまたそれを察し、メリザンドの髪を優しく撫でてやれば、彼女は無言でこくりと頷く。
他のものへの示しがあるから普段からは困るがな
うむ。無論、その辺りは十分に留意しよう
咳ばらいを一つ、普段通りの口調でそう言って。
だからもっとして?ててさま
未だ繋がる秘部を締め付けながらの甘いおねだりは、Olの理性を再び失わせるには十分な破壊力を持っていた。
第7話王の帰還を祝いましょう-4
こちらへどうぞ、Ol様
セレスに手を引かれ、導かれたのは天のダンジョン外殻部の上にある森の奥だった。
白アールヴたちが住処としているそこは森の暗さ、恐ろしさといった負の側面とはまるで無縁の場所だ。
まばらに生えた木々の葉からは太陽の光が零れ、梢の隙間を爽やかな風が吹き抜けていく。
枝には鳥が歌い、小さな獣たちが行きかい、小川のせせらぎに小魚が鱗を煌めかせる。
何とものどかで平和的なその光景は、訪れる者を思わず安堵させるものであり
そして、鋭い棘を隠す薔薇の美しい花のようなものだった。
どれだけ見通しが良く明るくても、木々に隠れたアールヴの存在を見破ることなど人間にはまず不可能。ダンジョンがOlの領域であるなら、森の中は彼女たちの領域であるといえる。
今更セレスがOlを裏切り害するとも思えないが、それは油断する理由にはなりえなかった。
さて、ここまでついてきたのだ。そろそろお前の望みを教えろ
せっかちなお方。私は今日という日を、ずっとずっとお待ちしておりましたのに
そういわれては、Olとしても黙る他ない。
ご心配なく、もうすぐ着きますからほら、ここを抜ければ
柔らかなセレスの掌がOlの手を優しく引いて、森の中を進んでいく。森妖精の姫君が歩くと木々はその身をどかし、草花さえひれ伏して、藪の中を進んでもOlの身体には木の葉一つ触れることがなかった。
こちらです
唐突に視界が開け、そこに広がる光景にOlは思わず感嘆の息を漏らした。
森のただなかに広がる、一面の花畑。
色とりどりの花々がまるで競い合うかのように咲き誇り、それでいて全体の調和を乱すことなく大地を彩るその様は、花になどまるで興味のないOlでさえ感じ入るほどの美しさだ。
いかがですか?Ol様
自信ありげに問うセレスに、Olは改めてその光景を見回して。
お前は残酷な女だな
薄く笑みを浮かべ、意地の悪い口調でそう言った。
えっなぜですか?
思いもよらぬ反応に戸惑い、セレスは問い返す。
花というものは愛でられてこそ。美しいと褒めそやされてこそのものであろう
ええ
それはただ人からの一方的な評価ではない。
虫を惹きつけ子孫を残す為に、花というのは美しく咲いている。
確かにこの花畑は美しいだがそれも、より美しいものに紹介されては立つ瀬があるまい
まあ
花々よりも美しいと遠回しに褒められたのだとすぐに気づき、セレスは己の頬に手を添えた。
異国の地で、女の口説き方を学んでらしたのですか、Ol様?
見たままの事実を語ったまでの事だ
Olらしい、皮肉めいた不器用な誉め言葉だ。
生まれながらに美しくある白アールヴ。その中でもひときわ光り輝く存在であったセレスは、Olの言葉など及びもつかぬ程の流麗な言葉で常に褒め称えられてきた。
だが、これほどまでに胸を高鳴らせる言葉は、他になかった。
ではその言葉が世辞でないと、得心させていただけますか?
セレスがすっと腕を伸ばすと、Olはその手を取って抱き寄せ、腰に腕を回しながら彼女の形の良い顎を指で持ち上げる。
それに応じて上を向きそっと瞼を伏せると、Olは彼女の可憐な唇に口づけた。
初めはそっと、慈しむ様に優しく。顔を傾げ、角度を変えて二度三度。接吻は徐々に深く熱を帯び、五度目に重なった時、二人はどちらからともなく舌を伸ばして絡めあう。
柔らかな唇と舌の感触を楽しみながら、Olは僅かに身体を開いてセレスの胸元へと手を伸ばした。
そのたっぷりとした乳房に触れてもセレスは微かに吐息を漏らすだけで、嫌がりはしなかった。腰が折れんばかりに彼女を抱き寄せながら、Olは服の隙間から手を差し込んで、直接その柔肉を味わう。
その吸い付くような肌の感触はシルクよりも滑らかで、触っていると指先から蕩けそうなほどに柔らかい。夢中になって貪っていると、すらりとした嫋(たお)やかなセレスの指先が、Olの硬く張り詰めたものをそっと撫でた。
それに応えるように舌を深く差し込みながら、指先で硬く尖った蕾を摘み上げ、掌全体で捏ね上げるように柔らかな乳を揉みしだく。するとセレスはOlの肉槍を服の上から形を確かめるように手を滑らせて、その根元の袋を指先で擦り、再び先端へと掌で愛撫していく。
堪え切れぬ、とばかりに唇を離せば、セレスは濡れた瞳でOlの名を呼び、懇願した。どうやら堪えがきかなかったのは、彼女の方だったらしい。
Olがセレスの腰から腕を離すと、彼女は蝶のようにぱっと離れ、羽のようにドレスをはためかせた。
どうぞ、お情けを
白アールヴの美姫は花畑の中に四つん這いになって、スカートを捲り上げる。すらりとした脚から細く美しい太もも、芸術品のような白く丸い尻に、誘うようにひくひくと蠢く中心の花びらまでがOlの眼前に露わとなった。
ああ。いくぞ
否も応もなく、Olは己自身を取り出すと濡れた秘穴に突き入れる。
途端、セレスの嬌声が空に吸い込まれるようにしてあがった。
森の中に出来た花畑の上には、木々の葉に遮られることなく青い空が広がっている。
そこから差し込む太陽の光に照らされたセレスの姿は光り輝くかのようで、昏いところなど何一つなく、しかしどこまでも淫靡であった。
Ol様のぉっ、これぇっ!ずっと、ずっとお待ちしてたんですぅっ!
突かれるたびに愛液を滴らせ、セレスは嬉しそうに鳴く。
これ、とはなんだ?
獣のようにセレスの身体にのしかかり、その双丘を両手で鷲掴みにしながら、Olは意地の悪い声で尋ねた。
Ol様の、おおちんぽ、ですああっ!こうやって、奥を、ごりごりってずっと、あぁっ、それ、もっと、してぇっ!
どうされたいのか言ってみろ
彼女の長い耳を甘く噛んで、Olは命ずる。
Ol様の、ぉっ!硬くて、太くて、逞しい、あぁっ!お、おちんぽ!で、ぇっセレスの、はしたない、おまんこをぉっ!いっぱい、いっぱい、虐めてくださいませぇっ!
叫ぶように宣言しながら、セレスは絶頂に至る。きゅうと締め付けてくる彼女の膣内に、Olは精を吐き出しながらも更に突き入れた。
あああっ、だめぇっ!そんな、あぁっ!らめ、れすぅぅっ!
地面に押し付けるように組み敷かれ、収縮する膣口を無理やりこじ開けられ、奥に子種を注ぎ込まれて、セレスはろれつの回らない舌で叫んだ。犬のような屈辱的な体勢で、男に全てを征服される感覚。しかしそれはどこまでも甘美なものだった。
白アールヴの愛とは、愛するものに全てを捧げるものだからだ。
あぁOl様。とっても素敵でした
そしてセレスにとって、己の全てとは彼女の身体のみを意味しない。
次は、どうぞこの子たちでお楽しみください
彼女の言葉、別の白アールヴ達が四人、現れた。
長であるセレスにとっての全てとは、この森自体。そしてそこに住まうアールヴ達もその範疇だ。
無論部下に無理強いはしないが、彼女たちが望むのであればそれはセレスにとって嫉妬ではなく、よりOlに尽くせるという喜びであった。
初物をご用意いたしましたから
セレスの言葉に、白アールヴたちは恥ずかしそうにスカートをたくし上げる。
男を知らぬ秘所は、しかしOl達の交合を見て期待したのか、しとどに濡れそぼっていた。
悪いが、断る。今日という日はセレスに捧げると決めておるのでな
Olがぱちりと指を鳴らせば、黒い影が狼のような素早さで白アールヴたちに立ちはだかる。
護衛として連れてきた黒アールヴだ。アールヴの支配する森の中、アールヴでないものなど足手まといでしかない。それゆえの人選だった。
もっともこのような目的に使う事になるとは思わなかったが。
Ol様ありがとうございます。そのお気持ち、セレスはとても嬉しく思います
セレスはOlの腕を抱いてしなだれかかり。
ですが、私は貴方様にこそ喜んで欲しいのです。それに
彼女の合図に、黒アールヴ達はくるりとOlへと振り向く。
それは彼女たちもまた、同じ気持ちなのですよ
すまんな、主殿。今回ばかりは裏切らせてもらう
黒アールヴの長、エレンは朗らかにそう言った。
まったく、愚か者め
呆れたように言いながら、Olは片腕にセレスを、もう片腕にエレンを抱き寄せる。
真の名を知る彼女たちに無理やりいう事を聞かせることは容易かったが、それが望みだというのなら是非もない。叶えられる限りの望みを叶えてやるという約束だからだ。
一輪を愛でるのもいいですが、やはり花は色とりどりあってこそでしょう?
私は一応止めたのだがな?こいつは妙なところで強情で困る
止めたと言いつつ、族長自ら参加していては説得力がありませんよ
ええい、こんな状況で喧嘩をするな
二人の乳房をそれぞれ両手に抱えながら、Olは唇でセレスの口を塞ぎ、ついでエレンを黙らせた。
喧嘩などしておりませんわ、Ol様
だからもっとしてくれ、主殿
すると二人はとろりと瞳を愛欲に蕩けさせてOlを見つめる。
私たちも
どうぞご寵愛ください
黒白合わせて十人のアールヴたちがOlの周りを取り囲み、そのうちの一人、白アールヴがOlに向かって腰を突き出す。
つぷりと先端を潜り込ませれば、確かにそこには未踏の証があった。
良いのか?
Olの問いに白アールヴは頷き。
私たちの愛、どうぞお受け取り下さいませ
言ってセレスがOlに口づける。
その後ろ、木々の間に、隠形すら覚束なくなったアールヴ達の姿が見えた。
一体何人隠れ潜んでいることか、アールヴならぬOlには窺い知ることもできない。
今日は長い一日になりそうだ。
まずは一人目の純潔を破る感触を味わいながら、Olはそうひとりごちた。
第7話王の帰還を祝いましょう-5
では、Ol様の寝室にお邪魔してもよろしいですか?
構わんが意外だな
留守を守った報いとして、報奨を与える。
一人につき一日、Olが了承できる範囲で願いを何でも叶えよう。
そんな宣言に対しミオが返した答えに、Olは思わずそう答えていた。
牧場で一日働かされるか、それとも珍しい魔獣でもせがまれるか。
彼女の事だから、いずれにせよ家畜が絡むものだと思っていたのだ。
まあ良い。そういう事ならばたっぷりと可愛がってやろう
考えてみれば、ミオを純粋に一対一で相手したことは一度としてないことにOlは気が付いた。
初めての時すら黒アールヴたちが一緒だったし、その後も彼女一人で閨に来るという事はなく、Olの方から牧場へと足を運ぶことがあっても必ずミオは護衛の女や魔物の娘たちを誘って抱かれたがった。
だがそれは単に複数での交わりを好んでいるというよりも、彼女の素朴な気遣いがもたらした配慮であろうことは想像に難くない。
そんな彼女が初めてただ一人で愛されたいというのなら、Olとてそれに応えるのは吝かではない程度には、ミオの事を気に入っていた。
さて、ではどのようにされたい?今日は褒美だ。いかようにもお前の求めに応じて見せよう
己の寝室に連れ合って辿り着き、ローブの留め金を外しながらOlは問う。
高貴な姫君のような扱いを望むか?それとも愛する無二の妻のように接してやろうか。何なら、下僕のように振る舞えなどと命じても構わんのだぞ
流石にミオがそのようにいう事はあるまいが、と思いつつも、Olは半ば本気で言ってやる。
では、こちらにいらして、頭をここに
ミオはベッドの中ほどに座り込むと、ぽんぽんと己の膝を叩いた。
こうか?
怪訝そうな表情を浮かべつつ、Olは言われるがままにベッドに横たわり、ミオの膝に頭をのせる。そんな彼を、ミオはニコニコしながら見下ろした。
してこれからなんとする
うーんそうですね
考えていなかったのか、ミオは少しだけ困ったように視線を宙に彷徨わせる。
その視線が、ふとOlの顔の上で止まった。
あっ、じゃあ、Ol様の髪を梳いてもいいですか?
構わんが
ありがとうございますっ
弾んだ声で、ミオは服のポケットから櫛を取り出す。
そしてOlの髪にさすと、丁寧にくしけずり始めた。
その櫛はいつも持っておるのか?