そして曲げた脚を開きながら、己の秘所を指で押し広げてそうせがんだ。
ククルに操られていた間の記憶はあるのだろうか。ふとOlはそんな事を思ったが、口には出さずホスセリに覆い被さるようにしてその腰を抱く。
んっは、あ
久々に味わうホスセリの中は、不思議なことに数日前まで交わっていたククルのそれとはまた違った感触であった。
Olさま、わたしの事も可愛がってね
ズブズブとホスセリの中へと腰を埋め終わると、マリーがOlの首に腕を回して頬を擦り寄せる。Olは彼女の背中からぐるりと腕を回して胸を鷲掴みにすると、その唇をこじ開けるようにして舌を侵入させた。
御館様私、の、もっ
コツコツと奥を突かれて声を弾ませながら、ホスセリはOlの空いた方の手を己の乳房へと導く。
あっ、あっ、あっ、あっ、んっ、あぁんっ
んっ、んむ、んんっ、ぅんっ、ちゅ、ぅんっ
腰を埋めて膣壁を擦り上げる度にあがるホスセリの高い声と、舌を絡め口の中を侵されながら甘く漏れるマリーの濡れた声。己を慕う二人の娘の嬌声が、Olの耳を蕩かせる。
唇を離して宣言すると、答えるかわりにホスセリの膣口が子種をねだるようにぎゅっとOlを締め付けた。同時にすらりとした脚がOlの腰に回され固定されて、膣内射精を促す。
元々外に出す気もなく、Olは遠慮なくホスセリの中に注ぎ込んだ。既に十人の女と交わり三度も精を吐き出していながら、しかしOlの精力は尽きる気配もない。濃厚で粘ついたドロドロの精液が何度も吐き出されて、ホスセリの膣内に収まりきらずごぽりと溢れ出る。
すっごいドロドロこんなの出されちゃったら、絶対赤ちゃんできちゃうね?
マリーはそれを指先ですくい取って舐めあげ、くすくすと笑った。幼い頃から知る、まだまだ未熟だとばかり思っていた少女の妖艶な表情に、Olは思わず喉を鳴らした。
お前も、注いでほしいか?
うん。Olさまのドロドロのせーえき、たっぷりナカダシして、種付けして、孕ませて欲しい
Olの言葉に、無邪気さと艶めかしさをないまぜにしてマリーは答える。
でもね
ならばとマリーを抱こうとすると、彼女はOlの逸物を握りしめて押し留めた。
今日は先に、抱いてあげて欲しい子がいるの
誰か忘れていたか、とOlは思わず辺りを見回す。Olは出来る限り愛妾たちを蔑ろにしないよう気をつけているが、流石に十数人もいると忘れてしまう可能性もゼロではない。
あるいは、風のダンジョンを攻略するに当たって手を借りたセレスやエレン、メリザンドといった面々も、Olのダンジョンに戻っているはずではあったが姿を見せても不思議はない。
この子だよ
だが、マリーの指し示したのはその誰でもなく。
そこには見覚えのない、しかし美しい女が立っていた。
パパ、お願い
彼女はOlの知らぬ姿、知らぬ声で、しかし覚えのある呼び名でOlを呼ぶ。
わたしの事も抱いて、欲しい
まさかお前ソフィア、か?
愕然とするOlに。美しい女の姿をしたソフィアは、こくりと頷いた。
第16話愚かしい決断を選び取りましょう-2
パパ。わたし、大きくなったでしょう?
一糸纏わぬ裸身を広げてみせるソフィアに、Olは頷く。
ああそうだな
そこにいるのはもう赤子ではない。子供でもない。そして、少女と呼べる年齢すら脱しつつあった。
すらりと伸びた背丈はマリーよりも僅かに高く、Olより拳ひとつ分低い程度だろうか。顔立ちからは幼さがずいぶんと抜けて、かわりに艶やかな魅力がその微笑みを彩っている。
しなやかな肢体はほっそりとしていながら、胸元の二つの膨らみはリルにも迫るのではないかと言うほどの大きさを備えていた。脚の間には、髪の色と同じ緑色の茂みが薄く覆っていて、そこが男を受け入れる準備を終えていることを否が応でも感じさせる。
それは、すっかり成長しきった女だった。それも、普段から無数の美女に囲まれ傅かれて暮らしているOlでさえ息を呑んで見惚れてしまう程の美しさ。
そしてそれほどの美女が、懇願しているのだ。
抱いてくれ、と。
不意に、ソフィアは嬉しそうに声を上げて破顔した。その視線はOlの顔より幾らか下に向けられている。その視線を追うと、そこはOlの意思とは無関係に硬く怒張したものがあった。
初めてだから、下手だと思うけど、ごめんね
ソフィアはそう断ってOlの前に跪くと、その長い髪をかきあげながら躊躇なく男の物を口に含む。今までずっと覗き見て来たのだろう。その動きは拙いものだが、戸惑いはなかった。
ま、待て
それに比べ戸惑いと困惑に満ちたOlの声は弱々しく、ソフィアを止めることはかなわない。彼女は構わず、口をすぼめて強く肉棒を吸い上げながら、懸命に奉仕を始めた。
うっ!
その感触に、Olは思わず呻き声をあげる。快感故にではない。ソフィアの気持ちが伝わってきたからだ。
Olは今まで、何百何千という女を相手にしてきた。故に口淫奉仕一つとっても、その技巧に関わらず相手がどういうつもりでしているのかもすぐに感じ取れる。
好奇心から他の女を真似て、その持つ意味もわからずに舐める動き。
男を籠絡し支配するために、快楽を与えようと口を使う動き。
脅され、あるいは大切なものを守るためにやむなく屈辱を受け入れる動き。
純粋な肉欲から、己が楽しむために男の肉を咥え込む動き。
支配され、屈服させられることを喜びとして、己の主に奉仕する動き。
しかしソフィアの動きは、そのどれでもない。
ただただOlの快楽を促し、気持ちよくなって貰おうと一心に努力するような、そんな奉仕の仕方だった。
んこれ、気になる?
思わずじっと見つめていると、ソフィアは唇を離して己の胸を両手で持ち上げてみせた。確かに彼女が頭を上下させる度に揺れるたわわに実った果実は、嫌でも目に入ってくる。
んしょこう、かな
返答につまるOlを肯定とみなしたのか、ソフィアはその豊満な柔肉で挟み込んだ。
パパのおっきすぎるよ。まだ入り切らないえいっ
そしてそこからはみ出る先端に照れたような笑いを浮かべながら、代わりとばかりに口に含んだ。
く、ぅっ
今度こそ、Olは快楽に声を漏らす。とろとろと肉竿を伝うソフィアの唾液を潤滑油代わりに、柔らかな白い乳房が男根を擦り上げる。そうされながら先端をちゅうちゅうと吸われ舌を這わせられる快感は、えも言えぬものがあった。
ソ、フィ!
思わず彼女の名を呼びながら、Olはその小さな頭に触れる。ソフィアはそれに、彼の肉槍を擦る速度をあげて応えた。
く、あ、ぁっ!
たまらず、Olはソフィアの口内へと白濁を放っていた。一度ではとても出しきれず、Olは二度、三度と射精する。だがソフィアは口を離さず、それを受け止めながら更に促すようにペニスを胸で扱き立てた。
んっうぅ
大量の精液にぷっくりと頬を膨らませながらも、ソフィアはもごもごと口を動かし、それを嚥下していく。
はぁ、なんとか飲めた
やがてこくんと喉を鳴らして飲み干すソフィアの頭を、Olは撫でてやりつつ覚悟を決めた。娘とは言え、女にここまでさせたのだ。これ以上グダグダと悩むのは男として情けない。
他の男を知らぬと言うなら、知らなくとも良いよう幸福にしてやるまでだ。
望み通りにしてやる。横になれ
喜色満面の笑みを浮かべ、地面に横たわるソフィア。
Olは彼女の身体を組み敷いて、その入口に己のものを押し当てた。
ソフィアの瞳から、知らず涙が零れ落ちる。
ずっと、こうして欲しいと願い続けていたのだ。
良かったね、ソフィ
思わずマリーが呟き、目を細める。
幼少の頃からOlの娘のようにダンジョンで暮らし育った彼女は、ソフィアの気持ちを誰よりもよく理解できていた。
不意に、Olが声をあげる。
それは小さな声だったが、いつになく焦りを含んでいた。
どうしたの、パパ?
いや何故だ?
Olは困惑を滲ませて、己のものを見つめる。
今まさにソフィアの膣内に打ち込まんとした、その時。
突然、Olの逸物はその硬度を失い、萎え果てていた。
パパ?
信じられないものを見る表情で、ソフィアが目を見開く。
しかしそれは彼女のみならず、その場の全員が同様であった。
Olの性欲は限界というものを知らない。何百人を相手にしようとけして萎えることなく、毎夜美女を相手にしながらも飽きることなく抱き続ける。一度放って多少柔らかくなったとしても、美女をくみしけばたちまち剣のような硬度を取り戻すのだ。
それが萎えて役に立たなくなってしまったところなど、誰一人見たことがなかった。
流石のご主人様も、緊張することなんてあるのね
冗談めかしてリルが言いつつ、その柔らかな手のひらでOlの逸物を撫で擦る。性技を極め、長年連れ添った淫魔の手淫だ。それはほんの一撫でで元の硬さを取り戻す。
だが、結果は同じであった。それがソフィアの秘所に触れた途端、崩れるかのようにそこは硬さを失ってしまう。何度繰り返しても、リルが常に刺激しながら試しても、同じであった。
なん、で?
先ほどとは真逆の涙が、ソフィアの瞳からこぼれ落ちる。
Olとしても、全く原因がわからなかった。
不能になってしまったというわけではない。現にリルが触ればそれは瞬く間に力を取り戻す。ソフィアに魅力を感じないというわけでもない。口や胸でなら、いけたのだ。
ソフィアを穢したくないという忌避感、か?
見た目以上に焦っていたのだろう。考えられる唯一の原因を、Olは思わず呟く。
それを聞きつけて、ソフィアは顔色を変えた。
じゃあじゃあ
よろめきながら、ソフィアが立ち上がる。彼女が腕を振るうと、浴室の中からOlとソフィア以外の姿が消え去った。テレポーターでどこかへ飛ばしたのだろう。
ソフィア、お前何を
Olが尋ねるよりも早く、ソフィアの隣に巨大な肉塊が現れた。
至る場所に穴が空いて血を流し、砕けた骨と肉と脳漿が入り混じった、グロテスクな肉の塊。
わたしが穢れたら、パパは、わたしを抱いてくれる?
腐れ、朽ち果てる寸前だったそれが、みるみるうちに整い血色がよくなっていく。
その段になってようやく、Olはその肉塊が潰れたウセルマートの死骸であることに気がついた。
しかしOlのその考えは、厳密には間違っている。Olが気づいたその瞬間に、ウセルマートの胸板が大きく前後に動いて自発的な呼吸を始めたからだ。もはや、死骸ではない。
蘇生の術は極めて高度なものだ。それをこれほどの精度で成し遂げるとは、とOlは目を剥く。そして同時に、彼女の狙いを察知した。
待て!早まるな、ソフィア!
ん、む?
叫ぶOlの声に覚醒したのか、ウセルマートが目を見開く。
なんと美しい
そしてソフィアを見るなり、大きく目を見開いて熱に浮かされるような口調でそう言った。彼は起き上がって跪くと、ソフィアを見上げうっとりとした表情で呟く。
余の全てを差し上げる。そのかわりに、余のものになってはくれないか
ば!
馬鹿なことを言うな。
Olがそう叫ぶより早く、ソフィアの身体が光り輝いた。
それと同時に、凄まじい衝撃がOlを襲う。全身からごっそりと何かが奪われるような虚脱感に、彼は思わず膝をついた。
礼を、言おう
声が、降り注いだ。
大きいわけでも、強いわけでもない。
しかし降り注ぐと形容する他ない、その声。
それは、ソフィアがいた方角から発せられていた。
ははははははははは!ははははははははははは!
その声を聞いて、ウセルマートが哄笑を響かせる。
まさか!まさか、あなたがそうだったとは!だがしかしそれも納得というものよ!
彼はOlとは違い、ずいぶんと元気そうだった。
その美貌。その清らかさ。そして何より、その大いなる乳房!それでこそ、我が花嫁に相応しい。さあ、今こそ余と一つに
しかしその元気な声は、すぐに止まった。その身体が突然吹き飛んだかと思えば、壁に叩きつけられたからだ。首がありえぬ方向に曲がったその肉体は、どう見ても即死だった。
わたしが礼を言いたいのは魔王Ol。あなただ
光は、再び声を降らせた。
けれど、Olは気づく。
お前はソフィア、なのか?
それは愛しい我が子の声であった。
いいえ
だが光は、ソフィアの声でそれを否定する。
我は世界をあまねく照らす光
彼女の声に、別の声が重なる。聞き覚えのない男の声だ。
我は全てを滅ぼす原初の炎
そこにもうひとり、別の男の声が加わる。
我はけして滅びぬ不滅の風
そして更に女の声が加わった。それもまた、聞いたことのない声。
しかしOlはその声に、覚えがあった。