ずん、と叩きつけるような抽送に、フローロは高く嬌声を上げる。
あぁっ♡オウ、ルぅっ♡だめ、ですう♡
服の裾から入り込んでくる男の腕にフローロは身を捩る。しかしOlにとっては、それはかえって侵入を促しているようにしか思えなかった。
ひあぁんっ♡
両の手で後ろからたわわな果実を鷲掴みにすると、もにゅりと歪む柔らかな手触りの中、ピンと固く尖った感触が手のひらに当たる。それを押しつぶすように揉み上げながらパンパンとリズミカルに腰を打ち付ければ、たちまちフローロの身体は力を失ってその場に崩れ落ちそうになった。
はあんっ♡こんな、格好、恥ずかしあぁっ♡
ふにゃふにゃになったフローロの太ももの下に腕を通し、抱えあげるようにしながら下から突き上げる。それはまるで幼子の排泄を手伝うかのような姿勢だったが、その秘裂にずっぷりと突き刺さった男根と、それを伝うたっぷりとした愛液は体勢とは裏腹にこの上なく淫靡な光景だった。
あんっ♡や、ぁんっ♡は、あぁぁんっ♡
一突きごとに絶頂を繰り返すフローロの身体にはもはや一片たりとも力は入らず、ただなされるがままに持ち上げられ、犯される。太ももと乳房に這わされた男の指が柔らかな肉に沈み込んで、生々しく歪ませた。
オウ、ルぅ♡ちゅー♡したい、ですぅ♡Olと、ちゅぅ♡あかちゃん♡つくりたいからぁ♡
まるで玩具のように穴を使われながらも、フローロはそうしきりにねだる。受精の仕組みはそうではないと教えたはずだが、快楽で頭から抜け落ちているらしい。
Olはフローロと繋がったまま、彼女の身体をぐるりと反転させる。
あっ、んっ、むっ♡ちゅっ♡んんっ♡オウ、ルぅ♡きもち♡いぃっ♡ふぁっ、んっ♡んっ、んんっ♡
顔を近づけるとフローロは吸い付くように唇を重ね、濃密に舌を絡ませる。Olはそれに答えながらフローロの太ももを抱えあげ、コツコツと彼女の子宮口をノックするように突き上げた。
だ、めぇっ、オウ、ルッ♡わた、も、だめぇっ♡へんに、なっちゃ、ますぅっ♡ひああぁんっ♡
ああ。なれ
フローロの背を壁に押し付けるようにしながら、そのたっぷりとした乳房を両手でつかみ、突き上げる。
あぁっ♡すごいっ♡Olぅっ♡素敵ですっ♡それ、すきぃっ♡
荒々しく突き入れながら、指の跡が残るほどの力で乳房を掴む。反り返った雄にずっぷりと貫かれた秘裂からボタボタと愛液が滴って、床を汚す。ピンと固く張り詰めた乳首をコリっと歯で甘く噛む。
んあぁぁっ♡
痛みに近いだろうそんな刺激にさえ、フローロは気をやって背を大きく反らした。まるでOlに胸を差し出すようなその体勢に、彼は容赦なく乳房を攻め立てる。
あぁっ♡おっぱいっ♡きもち、いいっ♡で、すぅっ♡
先端を指で強く摘み捻り上げるようにしてやると、フローロは悦びの声をあげながらきゅうっと膣口を締め付けた。
出すぞ!
はいっ♡きてくださいっ♡
普段大人しく、生真面目で清楚な娘が見せる淫らな痴態。豊満な胸を力任せに引っ張られ、なお悦ぶその様にOlもまた限界に達し、ぐりっと腰を押し付ける。
ひぅっ♡あ、あ、あ、きてるっ♡Olの、熱いせーえきっ♡おなかのなか、たくさんはいってきてますぅぅっ♡
どくどくと迸り、強い勢いで子宮を叩く白濁の奔流に、フローロは足をピンと伸ばして深く絶頂する。Olはそんな彼女に容赦せず、精液を流し込みながらも更に腰を叩きつけるようにして責め立てる。
はっ♡ぅうっ♡ずっとっ♡イって♡るのにぃぃっ♡そんなっ♡あぁっ♡オウっ、ルぅっ♡
それ以上の動きを止めるかのようにフローロはOlに両手両足で抱きつきながら、もう一度唇をOlのそこに重ね合わせる。だがそれは、かえって己の奥底にOlの男根を迎え入れたに過ぎなかった。
~~~~~~~~~っ♡♡♡♡♡
唇を塞がれ、肌を密着させ、奥の奥に精液を吐き出されて、脳が焼ききれんばかりの快楽がフローロを襲う。チカチカと視界が明滅し、身体中がガクガクと痙攣する。腟内が、視界が、意識が、白く白く塗りつぶされていく。
そしてその全てが純白に染まったかと思えば、彼女はぷつりと意識を失った。
あれOl
気がついたか
目を覚ますと、フローロはOlの背中に背負われていた。
私
あれだけ気をやっておいて、よくこれほどはやく目覚めるものだ。お前が気絶してからまだ数分と経っておらんぞ
言いつつもOlはしゃがみ込んで何やら作業をしているらしく、彼の手元からはカチャカチャと金属が擦れ合う音が聞こえてきていた。
何をしているんですか?
魔力が尽きてしまったものでな。本職ではないが、手慰みに覚えた事があるのだ
Olが手にしているのは二本の金属棒だ。同じものをつい最近、フローロも目にしたことがある。それは、耳掻きだった。
耳掻きで何を?
他に手頃な道具がなかったのでな。だが存外使い勝手は悪くない。この程度であればうむ。開いたぞ
カチリと音がして、Olの目の前の壁が動く。否、それは扉であった。Olが耳掻きを差し込んでいたのは、その扉の錠前だ。対となる鍵を使わなければ開かないはずのもの。それを一体どうやったのか、Olは耳掻きで開けてみせたのだった。
あの、Ol。私、自分で歩けますから
開く扉を前に、フローロはOlの背から降りた。フラつく様子もなく自分の足でしっかりと立つフローロに、Olは感心する。
本当にお前はなんというか、タフだな。確かに全力で術をかけていたであろうに
え?あ、はい。そうですね。すごく気持ちよかったです♡
気絶する前の事を思い出したのか、フローロのスイッチが入りかける。Olはぎゅっと胸元を押さえる彼女の頭をぽんと軽く叩き、正気に戻した。
お前の魔力の出力量からすれば、常時の百倍から二百倍と言ったところか。そんな感度で犯され続ければ
Olは扉を完全に開き、その先を指し示す。
ああなるのが自然であろうにな
そこには、イき果てて床に横たわるブランの姿があった。
第7話己の力を示しましょう-6
ブランがどうして?
スキルというのは常時影響するものと、オンオフを切り替えられるものがあるそうだな
ひょいと、Olはブランの身体を抱き起こす。それを可能にする鉄の腕もそういったスキルの一つだ。
スキルのオンオフとは、うっかり切り替えられるようなものではないとナギアが言っていた。実際に使ってみれば確かにその通り。オンにするにもオフにするにもある程度の集中が必要だ
そしてブランをベッドに寝かせると、Olは彼女の手足に枷をつけて拘束した。Olが縛られていたものと同様のものだ。
はいでも、それがどうしましたか?
内通者はナギアではない。お前だ、フローロ
くるりと振り向くOlの言葉に、フローロは目を見開く。
そそうだったんですか!?
そして、驚愕とともにそう叫んだ。
ああ。と言っても勿論、お前が自覚的に情報を流していたわけではない。その支配者の瞳の効果だ
でも、Olが調べた中には瞳の効果を受けてるものはいないってそれに、あれ?私自身が、私の視界を見てたってことですか?ん?
混乱してきたらしく、フローロは頭を抱えるようにして首をひねる。
瞳の効果を受けていたのはブランの方だ。こいつの主人はお前に設定されている
それは鑑定で目にした中で、唯一と言っていい有益な情報であった。
そしてその効力を逆転させるスキルも持っている。恐らくは反転という名のスキルがそれだろう。故に、お前には支配者の瞳の効力はかかっていないが、ブランはお前の視界を盗み見ることが出来たというわけだ
それもまた鑑定で目にした情報ではあったが、その存在そのものはもともと予測していたものだ。ナギアから得た情報にしては、あまりにも対処が的確だったからだ。他に情報源がいるとするなら、フローロでしかありえない。
じゃあ、ブランが倒れてるのって
お前が感じた快感を、こいつも感じたからだ
支配者の瞳はその名前とは裏腹に、視界以外のあらゆる感覚をも共有するスキルだ。フローロを連れて転移したOlの行き先を探るため、ブランは当然そのスキルを用いてフローロの認識を共有した。
その瞬間を突いて、Olはフローロに感度を上昇させる魔術を使わせ、絶頂させたのだ。かなり強引に責めたのもスキルをオフにするような猶予は与えない為。何故かやけにタフなフローロは普通に喘いでいたが、普通の女であれば最初の絶頂で気絶していてもおかしくない。それほどの責めであった。
さて、とは言えこのまま寝こけていられても困るからな。起きよ
Olがブランの頭に手を当て告げると、パチリと弾けるような音が鳴る。次の瞬間ブランは跳ね起きて、拳を構えようとし枷に足を取られてすっ転んだ。
勝負はついた。大人しく認めろ
いいえ!いいえ、認めませんあのような手段で!
キッと鋭い視線でOlを睨みつけるブラン。だが勢いよく転んだものだから枷が絡まり、芋虫のように地面に這いつくばった姿勢のままでは威厳も何もあったものではなかった。
何の話ですか?
一人彼らの会話についていけず、フローロは首を傾げる。
何のことはない
Olは嘆息し、ブランをみやった。
そもそもこいつはお前を殺すつもりなど更々なかったのだ。俺はただ試されただけ。お前を王にする能力を本当に持っているかどうかをな
別にそこまでは求めておりません
その説明に、不服そうにブラン。
私が試したのは、ただこの中層での私の立場を盤石にするまでの間、フローロ様をお守りするに相応しい存在であるかどうかだけです
過程はどうあれ俺はこうしてお前を下して立っている。それで十分その証明になるのではないか?
なるわけがないでしょう!?
ブランがこれほど声を荒らげる場面を、フローロは初めて目にした。
姫様にあのような不埒な真似をした相手を、どうして認められるとお思いですか!
至極もっともな意見であった。
待って下さい、ブラン。それについてOlを責める必要はありません
いいえ!失礼ながら姫様はご自身が失ったものを理解しておられないのです
苛立たしげに竜の尾を振り、ブランは言う。
支配者の瞳さえ抜け落ちていなければ、そのようなことはさせなかったのに!
悔しげに歯を食いしばるブラン。そう言えば初めてフローロを抱いたときには支配者の瞳はサルナークに奪われた状態だったか、とOlは思い出す。
フローロが最下層などというどう考えても治安の悪い場所に送られていたのも、いざとなればそれを用いて守ることができると思ってのことだったのだろう。まさか彼女がそれを自ら手放すなどということがあるとは思いもせずに。
いいえ、ブラン
しかしフローロは毅然とした態度でブランに告げる。
私はちゃんと理解しています。そしてその上で言っているのです
ブランは不思議そうな表情で、フローロを見上げた。
Olは私の夫です。ですから、私に対して何をしても不遜には当たりません
そのあまりの衝撃にブランは目を見開き、絶句する。
待て夫とは何だ!?
そしてその衝撃は、Olも味わっていた。全く覚えのない話だったからだ。
異世界からきたOlが知らないのも無理はありません
慈しむような笑みを見せ、フローロは答える。
共に子を育み、互いに支え合う男女を、この世界では夫婦と呼ぶのです
知っておるわ!!
思わずそう怒鳴りたくなる衝動を、Olはかろうじて押さえた。最初にフローロを抱いた時。キスで赤子ができると思っていた彼女に、生殖とは何か、どうすれば子ができるのかを教えて。
結局、そもそものOlはフローロとの子を欲しがっているという勘違いを正し忘れていたことを、たった今思い出したからだ。
子作りそのものの正しい方法を教えても、その行為そのものはしていたのだからその勘違いが正されるはずもない。実際にはOlほどの魔術師ともなれば誤って命中させてしまうことなどまずないのだが、そんなことまでフローロが知る由もなかった。
そうだったの、ですか?
呆然と尋ねるブランに、フローロはOlの腕を抱いて見せる。
私は私の全てをOlに差し出し、Olはそれを受け取って、私を支え魔王へと導く事を誓い、そして私の子を望みました。私達の関係が夫婦でなくして、何だというのでしょうか?
確かにそうだが!と、Olは内心で呻く。だがその大半は、ただ必要性によって迫られたものだ。
その男が、フローロ様を愛していると?
ブランも経験したのでしょう?愛していなければ、あのような情熱的なキスができるでしょうか