Olはゆっくりと、焦らすように彼女の秘裂を指でなぞる。膣内に指を入れることなく、表面を撫でるように。声を出すまいと堪えるほどに、ユウェロイはその愛撫を無視できず、むしろ強く意識してしまう。Olの愛撫に抵抗するように、ユウェロイの身体が小刻みに震えるのが指先から伝わってきた。

無駄なことはするな、さっさとあぁっ!

耐えきれなくなったユウェロイが言うのと同時に指をつぷりと侵入させる。じっと口を噤んでいる間ならばともかく、喋っている瞬間に刺激されては人は声を堪えることができない。

済ませろっ

案ずるな。ちゃんとよくしてやる

そして一度嬌声を上げてしまえば、もはや止められない。Olの指がユウェロイの膣内で蠢くたびに彼女は小さく声を漏らした。男のゴツゴツした指先が、その作りとはまるで裏腹の繊細さでユウェロイの中を撫でる。

弱い部分を的確に、無意識に欲してしまう絶妙な強さで刺激してくる様は、まるで心でも読めるかのようだった。

感じることなどないとっ、言っているだろうっ!

その割には随分良い音を立てているようだな

頑なに否定するユウェロイにも聞こえるように、Olはわざと音を立てて彼女を責め立てる。

肌に触れればわかる。ユウェロイは間違いなく男を知らぬ生娘だ。だがそれにしては膣内は随分と開発されていた。処女であれば媚薬も魔術も無しにここまで感じることなどない。そして何より、他者に身体を委ねることに慣れきっている。

は、ぁっ私は、感じてなどっあぁっ!

ぐちゅぐちゅと音を立てる秘所からは大量の愛液が漏れ出し、ヒクヒクと震える膣壁を撫でる度にきゅうきゅうと締め付けた。頬は上気して何度も喘ぎ声を漏らし、肌は汗ばんで額に髪がしっとりと張り付いている。それでもユウェロイは快楽を感じていると認めない。

あっ、ダメッ、やめっあぁっ、くぅっ! あぁっ! はぁぁっっ!

そしてとうとう、ユウェロイは絶頂に達した。

ま、待てっ! あっ、んんっ! やめろ!

だがそれでも愛撫の手を止めようとしないOlを、ユウェロイは大きく息をしながら制止する。

やめろ?

ややめてくれ、頼む

命令口調を見咎められ、ユウェロイが慌てて言い直すとようやく手が止まった。激しく喘ぎ呼吸を繰り返したせいか、先程までよりも呼吸が苦しく、軽いめまいさえ覚える。

息息が、できない空気をくれ、頼む

先程のように口づけて欲しい、ということか?

とぼけるように問い返すOlに、ユウェロイは一も二もなく頷く。

口づけていい口づけてくれ

頷いても、許可を与えても動こうとしないOlに、頼む形で告げるとようやく肺の中に新鮮な空気が入り込んできた。こちらが死にかけていようと、本当に頼まなければ何もしないつもりなのだ、とユウェロイは悟る。

それで、次は?

前戯とやらは、もういいだろうしてくれ抱いて

これ以上されてはおかしくなりそうだった。それなら、あの太い槍で貫かれた方がまだマシだ。激しい痛みに襲われれば、快楽を感じる余裕もなくなる。ユウェロイはそう考えた。

だが、初めて男に押し入られる感覚は、想像していたものとは全く違った。

ひっあぁっ!

太く硬いものが、己の中に入ってくる感覚。巨大なものが腹を圧迫し押しつぶされるかのよう。

ふぐっうっ、は、あっ!

声というよりも息そのものが押し出され、口から漏れる。

それは、思っていたような痛みは一切伴うものではなかった。例えようもない圧迫感が腰から下を支配しているが、Olが請け負った通りそこに苦痛は感じられない。ただ息さえ詰まるような圧があるだけだった。

奥まで突き入れたOlが腰を引き、肉の槍がユウェロイの中から引き抜かれていく。すると次に感じたのは、喪失感だった。先程までみっちりと己の中を満たしていたものがなくなり、そこにポッカリと空洞の残る空虚さ。

呼吸が楽になるかと思えば全くそんなことはなく、押し出された空気は戻ってくることなくただただ失われたかのようだった。

あがぁっひ、ぎぃっ!

かと思えば再び剛直が奥まで突きこまれて、先程とは全く違う感覚をもたらした。無理やり押し広げられ圧迫されるのではなく、あるべきものがあるべき場所へと帰ってきたかのような感覚。

そして同時に、全身が痺れ貫かれるかのような快感だった。

口づけ口づけ、してっ

圧迫と快楽によって追いやられた呼気を求めて、半ばうわ言のようにユウェロイは懇願を口にする。絶え絶えに掠れた声で発した求めはしかし即座に叶えられて、Olの柔らかな唇の感触とともに新鮮な空気が肺へと満たされる。

んぅぅっ!

途端にずん、と奥を抉られて、手に入れたばかりの空気はすぐさま吐かされる。それと同時に、Olの唇もユウェロイの元から離れていった。

もっと口づけしてっ

すぐさまユウェロイは首を伸ばしながらそう請う。

空気というものがこれほど美味しいのだと、彼女は初めて知った。胸いっぱいに吸い込む新鮮な空気を貪るユウェロイの膣内に、みっちりと肉の塊が埋め込まれていく。

胸と腹とを同時に埋めるその充足感に、ユウェロイは身体を震わせた。指を入れるのとは全く違う、暴力的なまでの快感がユウェロイの全身の隅々まで満たしていく。

キスしてぇっ唇、離さないで!

男根が引かれるたびに律儀に離れていく唇に、ユウェロイはもどかしくなってOlの首に腕を回しながらそう懇願した。すると重ね合わされた唇から、呼気だけでなく舌までもが割り入ってくる。

ユウェロイは一瞬驚きに身を震わせるが、それでも肺腑を満たす空気の魅力には抗えずそれを受け入れる。

んっ、ふ、んんっ、は、ぁんっ!

程なくして、それも悪いものではないとわかった。呼気と性器とに加え、柔らかな舌が己の舌を優しく捕らえ、口内を満たしていく。それはまた別種のそして、心地よい快楽であったからだ。

んむぅっ、んんっ、ふ、ぅっ! んぅっ、んっ、ふ、ぅぅんっ!

上から下まで全てをみっちりと埋められて満たされる多幸感の中、腹の奥に何度も何度も快楽が叩き込まれていく。もはやユウェロイはほとんど考えることもできず、夢中になってその快感に身を委ねることしかできなかった。

両手両足でOlにしがみつき、自ら腰をくねらせて男を受け入れ、少しでも唇が離れればキスを懇願していることにすら気づいていない。そうして快楽を貪り、何度目かの絶頂に達するという、その瞬間。

Olは、唐突に動きを止めた。

どうして。ユウェロイは声に出さず、信じられないものを見るような瞳でOlを見つめる。

して欲しい時はどうするのだった?

して奥を、満たしてぇ!

酸欠と快楽で思考能力を失ったユウェロイは躊躇うことなく口に出す。

あ、はぁぁあぁっ!

望み通り、ずんと奥を貫かれる感覚に、弓なりに背を反らしてユウェロイは達する。

出して、出してぇっ!

そしてOlの宣言にそれまでしてきた通り、何も考える事なくそう懇願した。膣内でOlの物がさらに大きく膨れ上がり、精を吐き出すのをユウェロイは感じる。

しかしその白濁の液が自分の最奥を満たしていく感覚に、彼女もまた更に深く絶頂するのだった。

第8話セックスしないと出られない部屋を作りましょう-6

目が覚めると、ユウェロイはOlと繋がったまま、彼の胸に顔をうずめるようにして横になっていた。

起きたか。ちょうどお前から得た魔力が馴染んだところだ

ああそうか

頭に残る多幸感の残照と倦怠感にぼんやりとしながらも、ユウェロイはのろのろと身体を起こす。

Olの一物は既に小さくなってはいたが、それでも己の膣内から引き抜くと喪失感のような物が胸によぎった。

が、その直後、股間から垂れ落ちる大量の白濁を見てユウェロイは我に返る。

貴様、よくも好き勝手してくれたな!

出せと言ったのはお前だろう

そ!

確かに言った記憶があった。思い返せばあの時の自分はどうかしていたと言う他ないが、あの途方もない幸福感と満たされる充足感までをも思い出してしまい、ユウェロイの怒りは急激に萎びていく。

安心しろ。魔力の譲渡で孕むことはまずない

ちっ。まあいいだろう

舌打ちしつつ、ユウェロイは乱雑に脱ぎ捨てられた衣服を纏う。

それで、その魔力の譲渡とやらはうまく行ったんだろうな

無論だ。既に空気穴をいくつかあけてあるから、頭もすっきりしているだろう。お前が服を着終われば出入り口も開ける

壁を指差すOlの指先を見れば、確かに小さな穴がいくつも空いていた。

ということは、この壁の向こうに翼獅子はいないのか?

ああ。場所も確認している。奴は最初に出会った広間に戻っているようだ

Olが開けた小さな穴からは、向こう側を覗き見ることすらできない。しかし最初に出会う前も、Olは翼獅子の場所を言い当ててみせた。敵の場所を感知するスキルでも持っているのだろう、とユウェロイは納得する。

このまま向かっていっても二の舞だ。戦うのであれば策を練る必要がある

Olの言葉に、ユウェロイは素直に頷いた。無策で突っ込んでまた同じ目にあいでもしたら

そう、そうなったら最悪だ、とユウェロイは自分に言い聞かせるように独りごちる。

貴様の母なる壁を動かす術は、穴を開けた後も使えるか?

ああ。思ったよりもお前の持っている魔力が豊富だったからな

魔力などという、どこにあるのか何であるのかすらわからない物が多いと言われても嬉しくも何ともない、とユウェロイは思う。

この私を抱いたのだから、褒めるならばもっと別の部分を褒めるべきではないか? そんな思考を彼女はすぐさま振り払った。どうやらまだ空気が十分足りていないらしい。

ならばそれで拘束できるか?

難しいな。奴は動きが速すぎる。四方を囲もうにも逃げられるだろうし、袋小路に追い込めば俺たちまで一緒に閉じ込められかねん

Olが操作する壁の動きはそれなりに速いが、瞬く間にというわけにはいかない。せいぜい、人が走るのと同じくらいの速さだ。翼獅子のスピードならやすやすと抜け出してしまうだろう。

広間の出入り口を全部塞いでしまうという手はあるが

いや、それは駄目だ。あの広間を塞いでしまうと孤立してしまう領民が出る。それに、別の出入り口に移動するにはどうしたって翼獅子の前を通らなければならない

Olの隠形を使えば気づかれずに通り抜けられるかもしれないが、広間にある出入り口は三つだ。一つ塞いだ時点で翼獅子に気づかれるだろうし、警戒して逃げられれば厄介なことになる。

私が止める

考えた末、ユウェロイが出した結論は。

最初の戦いで、一瞬とは言え動きを止められたのはお前も見ただろう。何重も甲冑を生み出せば、お前が壁で捕らえる程度の時間は稼げるはずだ

だから、と彼女は続ける。

頼めるか

そのように頼まれては否とは言えんな。わかった、任せておけ

笑みを浮かべて請け負うOlにユウェロイもほんの僅か唇を笑みの形に歪め、二人は更に作戦の詳細を詰め始めるのだった。

好都合だな。寝ているぞ

二人が隠形をかけて身を隠し広間へ戻った時、翼獅子は部屋の中央で丸くなり寝息を立てているところだった。

モンスターも眠るのか?

当然だろう

何を言っているんだ、と言わんばかりの表情でユウェロイ。

壁が動けば途中で気取られる可能性がある。作戦通り、まず私が甲冑で奴を拘束する。お前は同時に壁を動かし、閉じ込めてくれ

小声でそう言葉を交わし、隠形が破れないようゆっくりと翼獅子に近づいていく。

甲冑を出せば流石に気づかれてしまうだろうが、その時真正面にいてはすぐさま牙や爪、炎が飛んでくる。できれば背後から拘束したいところだが、Olが壁を立てるのも後ろ側からでなければ閉じ込めようとしていることが即座に気づかれてしまう。ほんの一瞬の差だろうが、その一瞬が命取りになるかもしれない。

故にユウェロイは翼獅子の側面から近づくことにした。六本の脚を抱くようにして丸くなって眠る翼獅子の背中側に陣取り、手を伸ばす。作り出すのはその脚を固定する篭手と具足だ。まずは三組六つの篭手を翼獅子の脚にはめ、その上から具足をはめる。

人間と翼獅子とでは関節の形がまるで違うから、向きや大きさはさほど気にしなくてもいい。とにかく生み出しさえすれば動きを止められるはずだった。

ユウェロイ、待て!

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