獣の魔王の異名で呼ばれることになった、世界最強の魔物使い。ありとあらゆる魔に属するものと意思を通わせ操作することができ、魔獣は同調する事で視線を合わすことすらなくその動きを操り、体内の機能を操作する事で本来以上の力を発揮させたり、傷を回復させる事もできる。彼女が操る魔獣は戦力がおよそ+3される。
ウォルフinメトゥス
恐怖の名で知られる世界最強の竜に、世界最強の英霊が乗り移ったチート中のチート。その身体は土くれのかわりにドヴェルグが作った鉄の肌で覆われており、いかなる武器も魔術も寄せ付けない。更にその身体をミオが補佐する事により、体内の毒素を圧縮して弾にして吐き出したり、翼を刃にして切り裂いたり出来てなんかもうこの人達だけでダンジョンの防衛設備なんかいらないんじゃないかな。
ザイトリード
戦力:14
あらゆる術を無効化し、更に自己に働く物理法則すら無視できるという最強クラスの英霊。のはずなのだが、彼を超えるチート的存在が身近にいるので目立たなくてかわいそう。
光と闇が両方そなわり最強に見える究極ダンジョン。天使側がいっても悪魔側がいってもマイナス補正を喰らう酷い仕様。攻略するには不倶戴天の敵同士が手を取り合うしかないが、そこまでしても大抵の侵入者は地力で負けるほどの戦力を誇る。天のダンジョンは天空を自在に移動可能なので、自ら攻め込む事も可能。空中からの大型兵器や天使の投下による攻撃に耐えられる国は今のところ存在しない。悪名は上限を突破し、一部では生ける神として崇拝、信仰する人間も出てきた。
閑話 永遠の乙女を愛しましょう
宙を舞う魔王の迷宮。その中央に位置する城の、更に最奥。
そこに、魔王の寝室はあった。
いくら王の寝室とは言えその広さは大広間といって良いほど巨大さを誇っており、間違いなく城の中でもっとも大きい部屋だった。その中央には10人が横になっても余りあるほどの巨大なベッドが設えられており、普段は王を慕う女達がその上で毎夜嬌声を上げていた。
しかし今は、そのベッドの端に腰掛ける魔王と、二人の幼い少女だけが、その広い部屋の中に存在していた。マリーとメリー。二人の少女が、その純潔を魔王に捧げる日がようやく来たのだ。
Olさま、まずはご奉仕するね
マリーはそういい、ベッドに腰掛けるOlの帯を解き、慣れた手つきで下穿きをずらすと、彼の剛直を取り出した。
んんむ、ちゅん、ちゅぅ
精の詰まった袋を優しく舐めあげ、竿を食むようにして上り、先端を舌を尖らせてなぞる。
随分、腕を上げたものだな
齢14にして熟練の娼婦のようなその舌使いに、Olは思わず呻き声を上げた。
リル直伝だもん。ほら、メリーもしっかりOlさまにご奉仕して
う、うむ
にっこりと笑顔を見せるマリーとは裏腹に、緊張した面持ちでメリーはOlのものに舌を這わせた。マリーが6歳の時から彼女も共にOlに奉仕しているが、彼女の技巧は一向に上手くならない。それは、魔道王の呪いのせいだ。
彼女の身体はけして老いず、死なず、穢れない。上書きした呪いによってその身体はマリーの身体と同期して成長していくが、魔道王の呪いが効力を失ったわけではないのだ。彼女の性技は一向に上達を見せず、恥ずかしさに慣れる事もない。
すまぬな、Olよ
申し訳なさそうにそういいながら、メリーは一生懸命Olの物に舌を這わせ、舐めしゃぶった。技術はなくとも、常に初々しく頬を染めながら懸命に奉仕するその姿は、数年前のマリーを思い起こさせる。
それはそれで乙なものだとOlは思っていたのだが、マリーは違う意見を持っているようだった。
メリーは、Olさまへのけーいが足りないとおもうんだよね
真面目な表情で、マリーはそう言った。
お前が言うか。Olは一瞬そう思った。小さい頃から彼女はOlに甘え放題で、敬意を抱かれているとは思ってもいなかった。
だからね
こそこそと耳打ちするマリーに、メリーは顔を真っ赤にして首をぶんぶんと横に振った。
む、無理だ、そんな事言えぬ。は、恥ずかしさで死んでしまう!
不死身だからだいじょーぶ! はい、がんばって!
ぽんと背中を押すマリー。メリーは顔を耳まで真っ赤にして、Olを上目遣いで見た。
ご、ごしゅじんさまどうか、わたしのくちを犯してくださいませ
そういって、彼女は口を大きく開けて舌を突き出し、目をそっと閉じた。
口内を性器に見立て、犯せということらしい。
いいのか? 容赦はせんぞ
確認するOlに、彼女は目を閉じたままこくりと頷いた。Olはいきり立つ剛直を彼女の口の中に入れると、メリーの頭を両手で抑えて奥まで突き入れた。これならメリー本人の技巧など関係なく、Olは彼女の口を存分に楽しむことが出来る。
んっ、ぐ、んむ、んんんっ
苦しげに眉を寄せながらOlの物を受け入れる彼女を嬉しそうに見て、マリーはOlに抱きつきその唇を奪った。
メリーの口内を蹂躙するOlの肉槍と、絡み合うマリーとOlの舌。二つの異なる水音が、ちゅぷちゅぷと部屋の中にしばし響き渡る。
ん出す、ぞ!
背筋をぞくぞくと駆け抜ける快感に、Olは口をマリーから離すと、メリーの喉奥に剛直を突き入れ、大量の精を放った。喉を突かれる感覚にえずき涙を浮かべながらも、メリーは健気に放たれるそれを嚥下した。
はぁはぁごしゅじん、さまきもち、よかったですか?
ああ。良かったぞ
頷くOlに、メリーはぱぁっと花開くように表情を綻ばせた。技術を磨くことも出来ず、身体付きもマリーからの借り物である彼女がOlを絶頂に導けたのは、これが初めてだったのだ。
ん、きれいになったよー
精液とメリーの唾液に塗れたOlの肉棒を、マリーは丁寧に舐め取り、清めた。
あ、すまぬ、マリー
本来ならば二人でするはずだった作業を思い出し、メリーはようやく我に返る。
大丈夫。じゃあいくよ、あれ
鏡に写したようにそっくりな二人の少女は、Olの前に並んで立つとスカートを捲り上げた。その中には下着はなく、まだほとんど茂みも生え揃わないシンプルな秘部が二つ、Olの目に露わになる。
どうぞ、わたしたちの処女をもらってください、ごしゅじんさま
二人は声を合わせ、恥ずかしげにそう言った。
誰の差し金だ、それは
Olは思わず跳ね上がる鼓動を押し隠しながら訪ねた。
えっと、Shalとプリシラとリルと
いやいい、わかった
大体予想通りの名前が挙がり、Olは制止した。情操教育に悪い女達が揃いすぎているせいで、処女なのにこの出来上がりっぷりだ。己の娘達の教育は気をつけなければ、とOlは心の中のメモに書きとめた。
では、服を脱いでベッドに横になれ
はーいわ、わかった
元気に返事をし、二人はいそいそと服を脱いでその生まれたままの姿を晒した。8年前は膨らみも括れもなかったその身体は、いまやすっかり女に目覚めていた。まだ膨らみは慎ましやかではあるものの、そこかしこが丸みを帯び、ふっくらとしている。それでいて腰はきゅっと括れ、思春期の少女特有のアンバランスな色気を醸し出していた。
マリーが仰向けにベッドに横たわると、メリーはその上に覆いかぶさるようにして横になった。いわゆる貝合わせのような体勢だ。
では、入れるぞ
うん
流石に緊張した面持ちで、マリーは頷いた。Olに奉仕しながら自分で弄っていたのか、既に十分に潤いを湛えたそこに、Olはなるべく痛みを与えないように配慮しながらゆっくりと突き入れた。
んあっ!
く、ぅ!
マリーとメリーは同時に、痛みに顔をしかめて声を上げた。マリーの身体はメリーにとっての肉体と同義だ。マリーに与えられた肉体の変化は、そのままメリーにも伝わる。
大丈夫か?
うん
マリーは鼻声で、頷いた。その目尻から一筋、涙が流れる。
痛いか? 魔術で軽減するか、それとも一旦
少し焦りを見せるOlに、マリーは首を横に振る。
ちがうの。うれしくてやっと、Olさまに、抱いてもらえたから
マリーにとってOlは絶対的な保護者だった。ありとあらゆる脅威から守り、包んでくれる彼に女としての恋慕を抱いたのは、いつの頃からだっただろうか。わけもわからず彼が喜んでくれるというだけで行っていた性奉仕は、いつしか彼女の喜びとなっていた。
泣きながら笑う彼女の胸に、ぽたりと別の涙がこぼれた。メリーもまた、涙を流していた。しかしそれは、マリーの肉体に引きずられたのだけが原因ではない。
私も嬉しい。これが、破瓜の痛み女としての、喜びなのだな
彼女は呪いによって、穢す事は出来ない。これは比喩表現ではなく、単純に挿入すら出来ないのだ。数千年前は口内性交などという概念自体がなかった為に口は問題ないようだったが、彼女の膣には性器を入れることは出来ない。
永遠に女としての喜びなど知ることもなく生きていく、それが彼女に科せられた運命だった。それが今、擬似的にとは言え破られたのだ。
もっと教えてくれ、ご主人様私に、女の喜びを
ああ。たっぷりと教え込んでやる
Olはメリーの背に口付けを落としながら、マリーへ抽送を再開した。
あぁっ、ごしゅ、じんさまぁだいすき、ずっとだいす、きぃ
あぁぁ、ごしゅじんさま、もっともっと、あいして、あぁぁぁ!
二人の少女の声は折り重なり、響きあう。同じ顔を持つ少女達は、快楽に溶ける相手の顔をまるで鏡のように見つめあった。興奮に真っ赤に染まり、口の端からよだれを垂らして善がる己と同じ顔に、二人の興奮は更に高まっていく。
いくぞっ、マリー、メリー!
ふああぁぁぁぁぁぁぁっ!!
あぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!
胎内に注ぎ込まれる熱い感覚に、二人は声を上げ、気をやった。
なにしてんの、こんなところで
なんでもねぇよ、ほっとけ
月夜を背に城の屋根に座り込むローガンに、リルは笑いかけた。
マリーの事、気になるの?
まぁ、な
存外あっさりと、ローガンは認めた。
そりゃ、あそこまで育っちまったら守備範囲外だ。けどまぁ、情は移るわな
虚空に浮かべた炎を四本の腕で器用にお手玉しながら、ローガンは呟いた。
あ、でも勘違いすんじゃねぇぞ!お前みたいな半端もんとは違うんだからな。飽くまでまぁ、可愛く育ててたヒヨコが鶏になっちまったみてぇなもんだ
あまり人間に入れ込みすぎるのは、悪魔にとってあまり名誉なことではない。
はぁ人間ってのはどうしてああ、生き急ぐんだろうな
そして、お互いに幸福なことでも、ない。
覚えとけよ、小娘。魔術を極め形代に身を移そうが、その生は悪魔に比べりゃ長くねえ。対して、悪魔なんてのは基本的に何千年だろうが生きる。生きちまう。旦那とも、いつかは別れる運命だ
数千年を生きるローガンの言葉には、重みがあった。
ま。その時はOlも悪魔にしちゃうだけだけどね
リルの言葉に、ローガンは舌打ちする。
お前みたいな例がそうそうあってたまるか。奇跡みたいなもんだ。それにしたって、お前はラズって人間とは違う。旦那の魂を元に悪魔を作ったって、そりゃあ旦那じゃねえ。別の何かだ
そっか。やだねー、悪魔って。まあ、ご主人様が死んだら、一緒に私も滅んでもいい、かもね
ま。そうは言っても、数百年は結構長いぜ?たった数十年しか生きてない小娘が今から落ち込むこたねぇよ
くしゃりとリルの頭を撫で、ローガンは立ち上がる。
それに長く生きてりゃ、そんだけいい事だってあらぁな。あー! 今から楽しみだなぁマリーとメリーの娘!
そして、いきなり相好を崩して鼻の下を伸ばしに伸ばした。
さぞかし可愛いんだろうなぁしかも身体を同期させてるから、絶対に二人生まれるんだぜ、ひゃっほー!ロリハーレム万歳! ローレム万歳! ローレムン万歳! ローガン万歳!
あはは、コイツマジ滅びればいいのに
しかし、マリーとメリーの子はOlの子でもある。彼は沢山、沢山子孫を残すだろう。悪魔であるリルは子供を残すことは出来ない。しかし、Olの子供達を見守って生きていくのも、悪くはないのかもしれない。
そう気付かせてくれたお礼に、しばらくの間は滅ぼすのを勘弁してあげよう。
リルはそっと、そう思った。
番外編1ある邪悪なる領主の一生
フィグリア王国ゴールドマン領の領主、ゼニスキー・ゴールドマン伯爵は醜悪な男であった。身体はでっぷりと肥え太り、たるんだ三重顎の上には冗談の様に巨大な顔が乗っていた。ブツブツとした大きな鼻の上には不釣合いなほど小さな目が乗り、殆ど頭髪のない頭をいつも帽子で隠している。